セブン&アイHD、2・2兆円で米コンビニ買収

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米石油精製大手マラソン・ペトロリアムのコンビニエンスストア併設型ガソリンスタンド「スピードウェイ」の店舗(塩原永久撮影、ワシントン郊外)

米石油精製大手マラソン・ペトロリアムのコンビニエンスストア併設型ガソリンスタンド「スピードウェイ」の店舗(塩原永久撮影、ワシントン郊外)

 セブン&アイ・ホールディングス(HD)は3日、傘下の米セブン-イレブンが、米石油精製大手マラソン・ペトロリアム(オハイオ州)と同社のコンビニエンスストア部門「スピードウェイ」を買収する契約を締結したと発表した。買収額は210億ドル(2兆2176億円)。取得完了は2021年第1四半期(1~3月)を予定している。

 スピードウェイはガソリンスタンド併設型のコンビニで、19年12月末現在の店舗数は約3900店と米業界3位。

 一方、米セブン-イレブンは約9800店(20年3月末現在)を展開している。セブン&アイHDは3日、スピードウェイ買収の意義について「成長ポテンシャルの大きい北米コンビニエンスストア市場において明確に業界リーダーとしての地位を確立することとなる」との声明を発表した。

 セブン&アイHDは国内コンビニ事業が成熟する中で、米国コンビニ事業を成長の柱におく。05年に傘下のセブン-イレブン・ジャパンが米セブン-イレブンを完全子会社化。海外強化の一環で、18年1月には同業スノコLP(テキサス州)の1030店を約3660億円で買収していた。

 マラソン・ペトロリアムは19年9月、米ヘッジファンドのエリオット・マネジメントからスピードウェイなどの事業分割提案を受けて検討に入ると表明、事業売却先を探していた。

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