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三菱電機がエジプトに売り込み中のレーダーシステムは「ライセンス契約や技術移転について協議中」と報じられているが、この取引を実現するためには米国の承認が必要らしい。
エジプトのレーダー調達案件で日本と韓国が競合しているのかは不明
MENA地域における防衛市場の分析を行うTactical Reportは「特注の防空用レーダー調達についてエジプトと日本が交渉を行なっている」と4月に報告していたが、Tactical Reportは再び「エジプト軍需生産省と三菱電機はレーダーシステムを現地生産するためのライセンス契約や技術移転について協議中だ」と報じており、興味深いのは「交渉中のレーダーシステムは米国の設計に基いている」と付け加えてる点だろう。
Tactical Reportは「三菱電機がエジプトとの交渉を進めるには米国から承認を取り付ける必要がある」と指摘しており、米国の承認がなければエジプトへの売り込みは「これ以上進展しない」という意味かもしれない。
ただエジプトは韓国航空宇宙産業とも技術移転を伴うレーダー購入を協議中で「同じレーダー調達案件」で日本と韓国が競合しているのかは不明だ。
因みにアラブ首長国連邦(UAE)も幾つかの分野で日本との防衛協力を強化しようとしており、特に防空システム製造に関わる高度な技術や知識の恩恵を受けたいらしい。
エジプトとクウェートの防空レーダー需要、日本企業が売り込み中か
※アイキャッチ画像の出典:J/FPS-3警戒監視レーダー(エジプトに提案しているレーダーという意味ではない)
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