ヘルソンを巡るウクライナ軍とロシア軍の戦い、31日も各地で複数の爆発

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ウクライナ軍とロシア軍はヘルソン州を巡り激しい地上戦を繰り広げており、31日もザポリージャ州、ヘルソン州、クリミア、ロシア領ベルゴロド州で複数の爆発が観測されている。

ウクライナ政府はヘルソンの反撃についてメディアやインフルエンサーに「出来るだけ黙っていて欲しい」と要請

ウクライナ軍とロシア軍は31日も激しい戦闘を繰り広げており、午前4時頃にザポリージャ州のトクマクでロシア軍の弾薬庫が破壊され炎上、午前6時頃にはクリミアでも大規模な火災が発生、現地住民が逃げ出し始めているロシア領ベルゴロド州でも複数の爆発が発生、ヘルソン州でも空港があるチョルノバイエフカ地区やビロゼールカ地区のロシア軍陣地に向けてウクライナ軍が砲撃を加えているらしい。

さらにアントノフスキー橋、ノーバ・カホフカ水力発電所、ドニエプル川の支流=インガレット川に架かる橋も継続的にHIMARSの攻撃を受けており、ヘルソン北岸地域へのアクセスは依然として遮断されているため「ドニエプル川流域は完全にウクライナ軍の管理下にある」と言われているが、ウクライナ軍の地上部隊がヘルソンに向けて前進できているのかは不明だ。

英国防省は「ウクライナ軍が比較的脆弱な部分を狙い反撃を仕掛けて敵に後退を強いているが、ロシア軍は予備戦力を投入して防衛ラインに空いた穴を埋めるだろう」と指摘、ウクライナに向けて移動中の第3軍団(15,500人)が予備戦力として投入されるかもしれないと予想しているが、現状では第3軍団に配備されている比較的優れた重装備(T-90MやT-80BV)をヘルソン北岸地域に持ち込むは難しいだろう。

ヘルソンを巡るウクライナ軍とロシア軍の戦い、31日も各地で複数の爆発

出典:Conflict Intelligence Team

ただアントノフスキー橋やノーバ・カホフカ水力発電所は徒歩による通行は可能だと言われているので、1万人を超えるロシア軍兵士が増援としてヘルソン北岸地域に向かえば無視できない存在になる。

因みにウクライナ政府はヘルソンの反撃についてメディアやインフルエンサーに「出来るだけ黙っていて欲しい」と要請しており、英国防省も「短期間に南部の戦線が書き換わることはない」と述べているので気長に朗報を待つしか無い。

ロシア軍、ウクライナにT-90MやT-80BVを装備する第3軍団を投入か
ヘルソン市郊外で聴こえる銃声や爆発、30日もHIMARSによる攻撃が続く

 

※アイキャッチ画像の出典:Special Kherson Cat

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