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クレムリンの代弁者達は「もはやウクライナでの戦いは特別軍事作戦ではなく本物の戦争で、あらゆるインフラを破壊して12月までに2,000万人のウクライナ人を難民としてEUに送り込まなければならない」と主張し始めた。
ロシア人は「ウクライナに勝てる」という幻想から目が覚めつつあるが、戦いを止めるのではなく「更に容赦ない攻撃で屈服させろ」と叫んでいる
露国防省が戦力の再編成だと説明する「ハルキウ州での屈辱的な敗北」はロシア国内でも認知されており、クレムリンの代弁者達は「もはやウクライナでの戦いは特別軍事作戦ではなく本物の戦争で、あらゆるインフラを破壊して12月までに2,000万人のウクライナ人を難民としてEUに送り込まなければならない」と主張し始めた。
Prominent lawmakers on Russian state TV say this is no longer a “special military operation,” now it’s a real war. They call for Russia to destroy critical infrastructure, “plunge Ukraine into darkness” and drive 20 million Ukrainian refugees to Europe. pic.twitter.com/MbHKf4pfjm
— Julia Davis (@JuliaDavisNews) September 15, 2022
国営メディアの番組に出演した下院議員のザトゥリン氏は「もはや特別軍事作戦は本物の戦争に移行しつつあり、僅かな出血や一度の大規模攻勢で勝利を得られるという考えは過去のものだ。戦場であらゆる困難と失敗を経験して後退を強いられているが、これを乗り越えなければならないし勝利以外に道はない」と主張、軍事アナリストのコロチェンコ氏も「あらゆるインフラを破壊してウクライナを暗闇に沈めなければならないし、12月までに2,000万人のウクライナ人を難民としてEUに送り込まなければならない。これが我々の目標であり必ず達成すべき課題だ」と述べた。
コロチェンコ氏の提案はロシア国内でも注目を集めており、モスクワ大学のシドロフ主任教授は「国際条約に基づく戦争のルールは『可能であれば特定の対象を攻撃してはならない』という勧告的な性格が強く、あらゆるインフラの破壊は可能だ」との見方を示し、大統領直属で少数民族問題を担当するベズパルコ氏も「軍事向けや民間向けに区別できないインフラを攻撃する必要がある。ウクライナ全土が寒さと暗闇に覆われ、燃料がなくなれば敵の抵抗は止まる」と訴えているのが興味深い。
もうロシアに解放者として取り繕う余裕はなく「地上に存在する全ての建造物を破壊しなければウクライナを屈服させることができない」とクレムリンの代弁者達は訴え始めており、特別軍事作戦という中途半端な戦い方では西側の支援を受けるウクライナ軍に負けるかしれないと焦っているのだろう。
ただザトゥリン氏やコロチェンコ氏が出演した国営メディアの司会者は「国民を不安にさせる過激な発言は控えて欲しい。動員の可能性があることは理解しているが我々の社会は動員に否定的で、経済的な側面からも動員を実行できるほど余裕がないことは明白だ」と述べているが、我々に残された唯一の選択肢は「ウクライナに壊滅的な打撃を与えることだ」とも言及しているので、大量破壊兵器=戦術核兵器の使用を示唆しているのかもしれない。
ロシアは「ウクライナに勝てる」という幻想から目が覚めつつあるが、戦いを止めるのではなく「更に容赦ない攻撃で屈服させろ」と叫んでいるため、両国の戦いはまだまだ続く可能性が高い。
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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
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