ウクライナ領併合が急加速、占領地の政治的ムードと民間人動員が関係か

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ロシアの独立系メディアのМедуза(メドゥーサ)は21日、占領下にあるウクライナ領の併合計画が急速に動きだしたのは「占領地の政治的ムードと民間人動員が関係している」と報じている。

Медузаの言っていることが事実なら「編入した連邦領を攻撃したら戦術核兵器を使用する」という脅しに発展する可能性は低い

クレムリンは占領下のウクライナ領併合を急ぐつもりは無かったものの、敵の反撃が成功を収めると占領下で暮らす親露派住民の間で「ウクライナ軍が戻ってきて自分達を罰するのではないか」と懸念が高まり、メドベージェフ元大統領やトゥルチャク総評議会書記などの勢力は現地の政治的ムード低下を恐れ、この戦いに勝利するには「民間人の動員が不可欠」と考えるゾロトフ国家親衛隊司令官の勢力を手を組んでクレムリンを動かしたらしい。

ウクライナ領併合が急加速、占領地の政治的ムードと民間人動員が関係か

出典:Генеральний штаб ЗСУ

プーチン大統領自身も占領下のウクライナ領併合に必要な国民投票を早く実施したいと考えていたいたため、Медузаの情報提供者は「全ての事態が突然加速した」と述べている。

さらにクレムリンに近い関係者は「ドネツク、ルガンスク、ザポリージャ、ヘルソンを連邦領に編入してもウクライナ軍の前進を止める効果はなく、反撃が続けばロシア国内に厳戒令を発令して部分的な動員を開始するだろう」と述べており、ハルキウ州での反撃成功が異なる立場の勢力を動かし「ウクライナ領併合を急いで進める」という結果に行き着いたのだろう。

ウクライナ領併合が急加速、占領地の政治的ムードと民間人動員が関係か

出典:Kremlin.ru

もしМедузаの言っていることが事実なら「編入した連邦領を攻撃したら戦術核兵器を使用する」という脅しに発展する可能性は低く、厳戒令や動員の導入で「ウクライナでの戦いが新たな局面を迎える」という程度の変化で収まるのかもしれない。

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※アイキャッチ画像の出典:Kremlin.ru/CC BY 4.0

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