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在欧・在アフリカ米空軍のヘッカー司令官は「少なくともロシア空軍の戦闘機55機がS-300とBuk-M1によって撃墜され、さらにAGM-88HARMの投入でウクライナ空軍は局地的な制空権を確保している」と明かし注目を集めている。
大量に地対空ミサイルが配備された空域での航空作戦は経験豊富な空軍にとっても難題
米空軍協会主催のカンファレンスに出席した在欧・在アフリカ米空軍のヘッカー司令官は「敵防空網の制圧に失敗したロシア軍がウクライナ軍の地対空ミサイルで大きな被害を被っている」と主張、これまでに失った戦闘機55機の大半がS-300とBuk-M1で撃墜されたと明かし、大量に地対空ミサイルが配備された空域での航空作戦は経験豊富な空軍にとっても難題で「第5世代戦闘機や優れた航空技術をもってしても克服するのが困難だ」と述べた。
さらにウクライナ空軍のSu-27やMiG-29にAGM-88HARMを統合したのは正体不明の請負企業で、ヘッカー司令官は「F-16とAGM-88HARMの組み合わせほどの効果はなく、ロシア軍はレーダーをオフにすることでHARMによる攻撃を避けることが出来る。しかしレーダーの使用制限をロシア軍に強いることでウクライナ空軍は局地的な制空権を確保できる」と述べており、AN/ASQ-213を省いたHAS(HARM as Sensor)モードで使用していることを示唆している。
因みにヘッカー司令官は「HARMの効果にウクライナ空軍の参謀長が興奮していた。HARMを使用する戦術でロシア軍の防空網に穴を開けて無人航空機を使用できるようになった」とも述べ、TB2の対地ミッションが最近増加しているのは「AGM-88HARMがロシア軍のレーダー使用が制限しているため」と言いたいのかもしれない。
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※アイキャッチ画像の出典:Командування Повітряних Сил ЗСУ
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