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ロシア軍占領下のドネツク、ルガンスク、ザポリージャ、ヘルソンで連邦編入を問う国民投票が「23日午前8時に開始された」と報じられているが、動員も着々と進んでおり初日だけで約1万人の招集対象者が指定の軍の事務所に出頭したらしい。
圧倒的にロシア連邦編入を支持すると結果が5日後に発表されるだけなので投票結果に注目する意味はない
プーチン大統領の発表した「部分的な動員」の影に隠れて注目度が下がってしまったが、ドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国、ロシア軍占領下のザポリージャ地域、ヘルソン地域でロシア連邦編入を問う国民投票が「23日午前8時に開始された」と報じられており、 ウクライナのポドリャク大統領顧問は「占領地に住民投票という名の法的措置は存在せず、この疑似的な投票はZ動員をのためのプロパガンダショーに過ぎない」と主張した。
※ロシア軍の専門家が投票所の安全を確認している様子らしい。
果たして、、、というよりも、もはや「圧倒的にロシア連邦編入を支持する」と結果が5日後に発表されるだけなので投票結果に注目する意味はないが、当該地域がロシア連邦領で「ウクライナとの戦いが祖国を守るための戦争だ」と主張しはじめた後に何が起こるのかには注目する必要がある。
因みにロシア国内では部分的な動員は着々と進んでおり、参謀本部の発表によれば動員の初日だけで約1万人の招集対象者が指定の軍の事務所に出頭したらしいが、政府や軍の施設(特に徴兵や入隊を管理する事務所)に対する放火事件の頻発しているらしい。
さらにプーチン大統領の部分的動員を免除された連邦議会の議員達は「ここに留まって仕事をするより戦場に行く方が簡単だ」と弁明して国民の怒りに油を注いでいたが、メドヴェージェフ元大統領が党首を務める統一ロシア所属議員4人が「自分達を特別軍事作戦が進行する地域に送れ」と申請、この申し出はロシア国防省によって検討されると報じられている。
動員に関するロシア大統領令、招集可能な予備役の数を100万人に設定か
露国営メディア、ウクライナ人を過小評価して自軍の実力を過信した
※アイキャッチ画像の出典:Telegram
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