ジェネラル・ダイナミクス、次世代戦車のコンセプトモデル「AbramsX」を公開

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米ジェネラル・ダイナミクスは次世代主力戦車のコンセプトモデルとして「AbramsX」を公開、ハイブリッドパワーパックの採用でM1A2と同じ作戦範囲を半分の燃料で実現すると明かした。

ジェネラル・ダイナミクスは「AbramsX」を中心にチーミング可能な戦闘車輌群が一つの戦闘単位として作動することを想定している

米ジェネラル・ダイナミクスは「The Next Generation」と銘打った次世代戦闘車輌群のティザーサイトを今年6月にオープン、次世代主力戦車に相当するAbrams-NextGen、次世代装甲兵員輸送車に相当するStryker-NextGen、高出力マイクロ波兵器を搭載した対ドローン車輌のStryker-Leonidas、数十発の徘徊型弾薬を運搬する無人地上車両TRX-Razorback、作業支援に特化した無人地上車両TRX-Breacher、小型の多目的無人地上車両SMETで構成された次世代戦闘車輌のファミリーシステムを公開。

ジェネラル・ダイナミクス、次世代戦車のコンセプトモデル「AbramsX」を公開

出典:General Dynamics

10月10日に開催される米陸軍協会(AUSA)の年次総会で詳細を明らかにすると告知していたが、GDは事前に発表したプレスリリースの中で「AbramsX(旧Abrams-NextGen)は次世代M1Abramsのコンセプトモデルだ」と明かした。

GDはAbramsXについて「機動性と輸送性を改善するための軽量化、ハイブリッド(従来式+電気式)パワーパックの採用でM1A2と同じ作戦範囲を半分の燃料で実現する」と主張、乗員数の削減、AI採用による致死性、有人・無人チーミング(MUM-T)、自立的能力を備え「戦場におけるネットワークの主要ノードとしての役割を果たす」と言及しているが、飽くまでAbramsXは「次世代戦車の技術検証輌」だと強調している。

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より詳しい情報は10日に開幕するAUSAで明かされると思うが、米空軍が開発を進めている次世代戦闘機(Next-Generation Air Dominance/NGAD)と同じように、AbramsXを中心にチーミング可能なStryker-X(旧Stryker-NextGen)、Stryker-Leonidas、TRX-Razorback、TRX-Breacher、SMETが一つの戦闘単位として作動することを想定しているのは確実だ。

特に無人機対策や徘徊型弾薬への対応といった能力を次世代主力戦車や次世代装甲兵員輸送車に詰め込むのではなく、チーミング可能な専用車輌や追跡型の無人地上車両に分散させるつもりなのだろう。

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※アイキャッチ画像の出典:General Dynamics

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