ロシア軍がウクライナの電力輸出を遮断、イランにShahed-136を2,400機発注か

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ロシア軍はリヴィウ州の変電所を巡航ミサイルとイラン製カミカゼドローンで徹底的に破壊、電力輸出によるウクライナの資金獲得を遮断することに成功。さらにゼレンスキー大統領はロシアがイランにShahed-136を2,400機発注したと明かした。

電力設備に的を絞った攻撃は今のところウクライナの電力事情に大きな混乱をもたらしている

ロシアとの戦いに必要な資金獲得のためウクライナは今年7月、米国の支援を受けてEUへの電力輸出を開始(年末までに約15億ユーロの収益)していたが、10日の攻撃で火力発電所や変電所が破壊されたためウクライナは「11日から電力輸出を一時的に停止せざるを得ない」と発表していた。

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勿論、設備が復旧して国内の電力供給が安定すれば輸出を再開する予定だったが、ロシア軍は11日にウクライナ西部リヴィウ州の変電所(4ヶ所)を巡航ミサイルとイラン製カミカゼドローンで徹底的に破壊、リヴィウ州当局は「破壊された変電所はルーマニア経由の電力輸出に重要な役割を果たしていたが、はっきり言ってもう何も残っていない」と述べており、ロシア軍はウクライナの電力輸出による資金獲得を遮断してきた格好だ。

因みにウクライナ軍は11日午後2時時点で巡航ミサイルを20発とイラン製カミカゼドローンを13機破壊したと発表しており、ロシア軍が発射した巡航ミサイルの数は28発(Kh-101が16発+Kalibrが12発)らしいが、イラン製カミカゼドローン(Shahed-136)の発射数は不明で、ロシア軍はベラルーシに大量のShahed-136を持ち込んだという報告がある。

ロシア軍がウクライナの電力輸出を遮断、イランにShahed-136を2,400機発注か

出典:Генеральний штаб ЗСУ

つまり前線から遠いウクライナ西部もShahed-136の脅威に晒されているという意味で、電力設備に的を絞った攻撃は今のところウクライナの電力事情に大きな混乱をもたらしている。

追記:ゼレンスキー大統領はロシアがイランにShahed-136を2,400機発注したと明かした。

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※アイキャッチ画像の出典:IMA Media 演習に登場したShahed-136

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