ウクライナ人を味方につける方法、ロシアと一緒にいる方が良いと思わせる

[ad_1]

露国営メディアの番組では司会者とゲストが戦況を覆すため「ウクライナ人を味方につける方法」を議論しているのだが、あまりにも内容が酷すぎるので注目を集めている。

目的のためなら何でもありで基本的に利益と脅しで人を従わせられると考えているゲスト陣

番組に出演したゲストAはウクライナ人を味方につける方法について「我々と同じ志をもつウクライナ人を集めて子供を巻き込めば良い。人は社会的な動物なので承認欲求を満たしてやることが重要だ。褒められて金ももらえるなら全てが上手く」と主張。

ウクライナ人を味方につける方法、ロシアと一緒にいる方が良いと思わせる

出典:Россия 1

司会者に「大人はどうするんだ?」と問われると「これから何十年も一緒にやっていくのだからロシアと一緒にいる方が良いと思わせればいい。大体80%位の人間は我々の提案を受け入れるだろう」と自信満々に語っており、ロシアと一緒にいる方が良いと思わせる方法や提案を受け入れる数字の根拠がどこからやってきたのか一切不明だ。

次に登場したゲストBは「社会的底辺のウクライナ人を勧誘すればいい。例えば親がアル中とかの子供に金をやればスマホが買うことが出来る。これは単純な飴と鞭で言うことを聞かなければ脅せばいい」と主張したが、ここでゲストCが登場して「ウクライナ人の協力を得たいなら彼らのアイデンティティを尊重しろ」と反論を始める。

ウクライナ人を味方につける方法、ロシアと一緒にいる方が良いと思わせる

出典:Россия 1

ゲストCは「ウクライナという国は存在せず、ウクライナ語はオーストリア=ハンガリー帝国の軍部が作ったもので本物ではないとか、ロシア語の一方言に過ぎないと言っているからウクライナ人の反感を買うんだ。ロシアが成功したいなら彼らのアイデンティティを尊重しなければらない」と諭すと、今度はゲストDが「ウクライナをナチズムから解放する以外のイデオロギーは必要ない」と反論。

これにゲストCが「そのイデオロギーにウクライナ人が共感していれば、ここでこんな話をする必要はないだろ?」と反論してゲストDと言い争いが始まり、最後に登場したゲストEは「ウクライナ人の攻撃性を抑え込むには『より良い生活が待っている』ことを実感させなければならない」と物静かに訴えた。

ウクライナ人を味方につける方法、ロシアと一緒にいる方が良いと思わせる

出典:Россия 1

しかし司会者に「既にウクライナ人はより良い生活を送っている」と反論されるとゲストEは「そんな事実を示す客観的データは見たことがない」と言い返したが、司会者は「我々に便器はないが連中には便器がある。だから我々よりも良い暮らしを送っている。特別軍事作戦が始まる前には電気も沢山使っていた」と述べたのが非常に興味深い。

番組に出演したゲスト陣が代表的なロシア人の価値観や常識を示しているのかは謎だが、酷い言葉で言えば「目的のためなら何でもありで基本的に利益と脅しで人を従わせられる」と考えており、西側の価値観に馴染んできたウクライナ人に旧ソ連時代のやり方が通用すると考える辺りが壊滅的だ。

ウクライナ人を味方につける方法、ロシアと一緒にいる方が良いと思わせる

出典:public domain イヴァン雷帝

ソ連から独立した国々が「西側諸国の多くはロシア人のメンタリティーを理解していない」「多くの国々をソ連の一部として同化した人々の意識改革=メンタリティーに刷り込まれた帝国主義からが脱却できなければ再びロシア人が戻ってくる」と警告するのは、この辺りに原因があるのかもしれない。

クレムリンを支持する人々、巨額な賠償金支払いを避けるには勝利するしかない
クレムリンを支持するロシア人、再教育をウクライナ人に施し同化を強制
露国営メディアの司会者、ウクライナの子供達を溺死させろと発言
旧ソ連諸国、西側諸国の多くはロシア人のメンタリティーを理解していない

 

※アイキャッチ画像の出典:pixabay

[ad_2]

Source link