台湾、ポーランドから技術移転を受けて120mm迫撃砲搭載の火力支援車両を生産か

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台湾メディアの上報は29日、台湾がポーランドから技術移転を受けて120mm迫撃砲搭載の火力支援車両を生産するため交渉中だと報じており、もしこれが実現すれば中国のポーランドに対する態度は更に悪化するだろう。

中国はポーランドと台湾が半導体開発を共同で進めていることに不満で、技術移転が実現すればポーランドへの態度は更に悪化するだろう

120mm迫撃砲を搭載した自走式車両は多くの国が手軽で安価な火力支援車両として採用しており、特にポーランド陸軍が採用している自走式迫撃砲「M120Rak」は自動装填装置付き120mm迫撃砲を砲塔式で搭載しているためSTANAG4569 LEVEL1に相当する防弾・耐爆能力を備え、赤外線センサーとレーザー距離計を使用して自動的に目標へ照準を合わせることができ、FlyEye UAVからのデータを受信することで視界外の目標に対しても効果的な攻撃(最大射程12km)が可能だ。

台湾、ポーランドから技術移転を受けて120mm迫撃砲搭載の火力支援車両を生産か

出典:Jarosław Wolski/CC BY-SA 4.0

これに目をつけた台湾軍は自動装填装置付き120mm迫撃砲を搭載した国産モデルの開発を出来ないかPGZに打診、ポーランド側の技術者が台湾を訪問して国防部軍備局の国営工廠を視察して「技術移転を含む国産モデル開発(CM-34ベース)の可能性」について検討と交渉が行われてるらしい。

台湾国防部は報道を受けて「軍備局の優先は105mm砲搭載の火力支援車両なので120mm迫撃砲搭載の火力支援車両は2023年以降の開発になる」と明かしているが、もし技術移転が実現して台湾の自走式迫撃砲が開発されれば中国のポーランドに対する態度は更に悪化するだろう。

台湾、ポーランドから技術移転を受けて120mm迫撃砲搭載の火力支援車両を生産か

出典:Polish Ministry of National Defense

因みにポーランド向けに製造されたK2とK9の出庫式に参加するためブラスザック国防相は韓国を訪問する予定だったが、ポーランドと台湾が半導体開発を共同で進めていることに不満の中国はポーランド機の領空通過を拒否、中国領空を迂回して韓国を目指すためには経由地での給油が必要で、飛行ルートの再調整にも時間がかかるため最終的に韓国訪問が中止されてしまったらしい。

ポーランド国防相の訪韓が中止、K2とK9の出庫式は予定通り実施

 

※アイキャッチ画像の出典:Jarosław Wolski/CC BY-SA 4.0

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