米空軍とノースロップ・グラマンがステルス爆撃機「B-21」を公開

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米空軍とノースロップ・グラマンは2日、カリフォルニア州パームデールにあるプラント42で「世界初の第6世代航空機」と呼ぶステルス爆撃機B-21 Raiderを公開した。

B-21の機体単価は6億9,200万ドル以下で来年に初飛行を行う予定

今のところB-21の公開は正面方向のみで今回はセスナも飛ばなかったため「B-2に似ている」としか言いようがないが、エアインテークはB-2とは異なり機体に溶け込んでいる(埋まっている?)印象を受ける。

米空軍とノースロップ・グラマンがステルス爆撃機「B-21」を公開

出典:U.S. Air Force photo by Tech. Sgt. Dylan Nuckolls

ノースロップ・グラマンのキャシー・ワーデンCEOは「B-21を見た人々はB-2によく似ていると感じるだろう。しかし両機の大きな違いはプラットフォームの内部にある」と主張、採用された技術は不明なもののステルス技術は30年間分の進化を遂げており、第5世代航空機と大きく異るのはデジタル・エンジニアリングの採用でBlock制によるアップグレードが必要なくなった点だ。

米空軍の地球規模攻撃軍団(AFGSC)のティモシー・レイ司令官はB-21について「Block制による大掛かりなアップグレードはよほどのことがない限り行うつもりはない、B-21の進化はデポに送り返すのではなく運用現場で適時に行う」と述べており、B-21は新しいテクノロジーの実装スピードがB-2とは比較にならないほど速い。

米空軍とノースロップ・グラマンがステルス爆撃機「B-21」を公開

出典:Edwards Air Force Base

具体的には「B-2にJASSM-ERを統合するのかかる時間や手間の1/10でB-21はJASSM-ERを統合可能だ」とレイ司令官は説明しており、このような素早い開発・取得プロセスは複雑で時間ばかりかかるF-35プログラムの反省に基づき「サブシステム統合に関する事前承認」をB-21開発を管理するAFGSCが得ているためで、これによりB-21は各種サブシステムを統合する度に複雑で手間のかかる国防総省の手続きをスキップすることが出来る。

現時点で判明しているのはこれぐらいで、B-21の機体単価は6億9,200万ドル以下になる予定だ。

追記:この角度から見るとB-21とB-2はエアインテークの実装方法に大きな違いがあるのがよく分かる。
追記:アイキャッチ画像を新たしいものに変更

数時間後に米空軍がB-21を公開、世紀の瞬間をYouTubeで視聴可
開発予算の超過もなく予定通りに進捗、F-35を批判する軍事委員長も称賛するB-21の開発状況

 

※アイキャッチ画像の出典:U.S. Air Force

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