ドイツ国防相、レオパルト2は単独提供が可能で数日以内に決定が下される

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ドイツのピストリウス国防相は19日、レオパルト2のウクライナ提供はエイブラムの提供に紐づいておらず「この問題を独米の首脳が議論しているので数日以内に決定が下されるだろう」と明かした。

ショルツ首相が陥落するのは時間の問題で、ウクライナが熱望してきたレオパルト2は高い確立でロシア軍との実戦に投入されることになるだろう

レオパルト2の提供で批判の矢面に立たされている独政府関係者は「ショルツ首相の武器支援に関する立場はバイデン大統領の決断に大きく依存している」と明かし、ショルツ首相もダボス会議で「ウクライナへの武器提供は同盟国間で調整する必要性を確信している」と述べ、南ドイツ新聞は18日「ショルツ首相がバイデン大統領にエイブラムスを提供するならレオパルト2を提供すると伝えた」と報じていたが、米国側は「エイブラムス提供を条件にするのではなくドイツ自身が主体的に決定すべきだ」と回答。

ドイツ国防相、レオパルト2は単独提供が可能で数日以内に決定が下される

出典:Ministry of Defence UK

さらにドイツ側は「これまでレオパルト2の移転承認を要請してきた国はない」と主張していたが、英国のウォレス国防相が「私の知る限り『ある国』から正式な要請があったと」と明かしたため大きな注目を集めており、英メディアは「国防相が言及した国はポーランドだ」と報じている。

要するに戦車提供に伴うロシアの報復(主にエネルギー資源の供給面)がドイツに向かうことを避けたいため、ショルツ首相は「エイブラムス提供が条件だ」というレトリックで同問題にバイデン大統領を巻き込もうと試みたが「ドイツ自身が主体的に決定しろ」と袖にされ、正式な移転承認の要請はないので「レオパルト2のウクライナ提供に何も言及する必要はない」と立場も英国によって無力化されてしまい、ショルツ首相は政治的に追い込まれてしまった。

ドイツ国防相、レオパルト2は単独提供が可能で数日以内に決定が下される

出典:Steffen Hebestreit

恐らく「エイブラム提供に代わりになる何か」をバイデン大統領から引き出してショルツ首相は「レオパルト2提供」に踏み切る可能性が高いが、ピストリウス国防相も「数日以内に決定が下される」と述べているのでラムシュタイン会議後に発表される可能性も無くはない。

どちらにせよショルツ首相が陥落するのは時間の問題で、ウクライナが熱望してきたレオパルト2は高い確立でロシア軍との実戦に投入されることになるだろう。

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※アイキャッチ画像の出典:Krauss-Maffei Wegmann GmbH&Co.KG

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