国防省情報総局、ウクライナ勝利を望んでいない人間がキレフ氏を処刑した

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ウクライナ国防省情報総局のブダノフ准将は22日、キレフ氏殺害事件ついて「和平交渉における立場の弱体化が目的でウクライナ勝利を望んでいない人々が一定数いる」と明かして注目を集めている。

ウクライナの勝利を望んでいない人間による英雄(キレフ氏)への冒涜を絶対に許さない

ポドリャク大統領府顧問は事件について「キレフ氏はウクライナ侵攻計画に関する貴重な情報をもたらした人物で、彼が誤って殺害されたの保安庁と情報総局の間に統一された調整がなかったためだ」と明かし、国防省情報総局(GBR)のブダノフ准将も「もし彼がいなければ恐らくキーウは占領されていただろう」と述べて注目を集めていたが、Radio Free Europeもブダノフ准将への取材に基づき「キレフ氏の殺害状況」や「事件の背景」について報じている。

国防省情報総局、ウクライナ勝利を望んでいない人間がキレフ氏を処刑した

出典:Головне управління розвідки Міністерства оборони України キリロ・ブダノフ准将

前回記事「ロシアのスパイとして射殺されたキレフ氏、実際はキーウ占領を阻止した功労者」を読んでいる前提で書き進めると、ウクライナ保安庁(SBU)に拘束されたキレフ氏は事情聴取を受けるため車輌でSBU本部に移送されていたが、本部建物の200m手前でアルファ部隊がキレフ氏の身柄を強奪して別方向に走り去り、数ブロック離れた街中で射殺したキレフ氏の遺体を投げ捨てたらしい。

ブダノフ准将は「キレフ氏を処刑した犯人をよく知っている(捜査が行われているので実名は明かせない)。犯人達はロシア代表団の主要人物に精通したキレフ氏を排除することでウクライナ代表団を混乱させたり、交渉におけるウクライナ側の立場を弱めたいという目的を持っていた。GBRの干渉を排除して防衛のための時間稼ぎ(和平交渉)を壊そうした」と指摘し、国内にはウクライナの勝利を望んでいない人間が一定数いると付け加えている。

国防省情報総局、ウクライナ勝利を望んでいない人間がキレフ氏を処刑した

出典:Public Domain

つまりブダノフ准将は「保安庁と情報総局の調整不足(情報共有)がキレフ氏殺害の原因ではなく、国内に存在する『ウクライナの勝利を望んでいない人間』がSBUのアルファ部隊を動かして処刑(超法規的措置)させた」と示唆しており、我々の英雄(キレフ氏)を冒涜するようなことは絶対に許さない述べているのが印象的だ。

因みにウクライナ大統領府顧問を辞任したオレクシー・アレストビッチ氏も「もう自由に喋ることができる、キーウ内部は権力闘争の真っ最中だ」と述べた。

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※アイキャッチ画像の出典:Служба безпеки України

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