「山菜の女王」無断採取、福岡県の市議 私有林所有者に見つかり…議会で謝罪

[ad_1]

「山菜の女王」無断採取、福岡県の市議 私有林所有者に見つかり…議会で謝罪

先端が摘み取られた山菜「コシアブラ」。山林所有者によると、無断で採取される被害が相次いでいるという=1日午後6時半、福岡県那珂川市(撮影・津留恒星)

【写真】那珂川市議による無断採取を受け、山林の所有者は森林窃盗を警告する看板を設置した

 捜査関係者などによると、市議が採ったのは“山菜の女王”と呼ばれる「コシアブラ」。4月6日午後、同市山田の山林で20本ほどのコシアブラが入ったポリ袋を持って1人でいるのを所有者が発見した。市議は問い詰められて「フジノ」と偽名を使ったが、免許証や車検証の提示を求められて本名を明かしたという。

 市議は取材に「この辺にあるっちゃないかなと(知人に)聞いて、見よったらあったので採った。散歩がてら道端のツクシやフキを採る感覚。私有林とは思わなかった」と話した。採った数は5、6本ですぐに返したと釈明し「立場があるのでとっさに偽名を使ってしまった」と述べた。

 山菜を所有者に無断で採る行為は私有、公有、国有林を問わず森林法違反(森林窃盗)の罪に問われる可能性がある。罰則は3年以下の懲役または30万円以下の罰金。県警春日署は、山林の所有者に被害届を出す意思がないことから立件しない方針。市議は署長宛てに、二度としないとの趣旨の申立書を出した。

 所有者は「一目見れば手入れしている場所だと分かったはずだ。育てている山菜を採られる被害が相次いでおり悔しい。犯罪だと知ってほしい」と話した。

 (山本諒、津留恒星)

[ad_2]

Source link