新幹線が再度の運転見合わせとなり、JR京都駅では乗客で混雑が発生しました。大雨の影響により、東海道・山陽新幹線の広範囲で運転見合わせが行われました。台風の影響で前日の旅行がキャンセルされ、予定をこの日に変更した人々が多かったため、JR京都駅では観光客や帰省客が予想外の状況に戸惑っていました。
八条口改札口では、新幹線の再開を待つ乗客が殺到し、切符売り場では振り替え席を求める人々の長い列ができました。乗客たちはスマートフォンで情報を収集したり、運休を知らせる電光掲示板を不安そうに見つめたりしていました。
アルバイトで京都を訪れていた23歳の男性は、友人に会うために14日から京都に滞在していましたが、台風の影響で帰る予定を1日遅らせたと話しました。「運休は駅に到着してから知ったんだ。まじか、って思いました。早く帰りたいけど仕方ありませんね」とため息をつきました。
京都市の会社員で、お盆を奈良県の自宅で過ごした後、単身赴任先の東京に戻る予定だった45歳の男性は、「台風も過ぎたし動き出すのかなと思っていたけど・・・」と当惑していました。また、岩手県の交際相手の実家に向かう予定だった35歳の女性も、「2時間以上も待っているけど、なかなか動けそうにない。徐行でもいいから進んでくれればいいのに」と焦っていました。
この記事の写真は、新幹線の再開を待つ利用客たちが床に座り込んでいる様子を捉えたものです。