子育て支援施設「PORTO」の設立にかけたシングルマザーの思い

PORTO

子どもを持つと、「我慢しなければ」といろいろなことを諦めてしまうことがありますが、子育て中でも子どもと親が楽しめる場所が話題となっています。そんな場所とは一体どのようなところなのでしょうか?

子どもも親も楽しめる子育て支援施設「PORTO」

子どもたちがのびのび遊べる支援施設

神戸市にある子育て支援施設「PORTO(ポルト)」は、青を基調としたおしゃれなカフェの雰囲気の中に、ハンモックやすべり台などがあり、子どもたちがのびのびと自由に遊ぶことができます。

ここでは、1時間900円から利用できます。親子で一緒に遊んだり、保育士のサポートがあるため、子どもを一時的に預けることもできます。

一般的な児童館とは異なるのは、「親も過ごしやすい空間」になっていることです。子どもたちだけでなく、親も「自分の時間」を作ることができます。

利用者の声を紹介します。

3歳の子どもを持つ利用者:

「一緒に関わってくれる人が多ければ多いほど、精神的に楽です。子どもが家で1人で遊んでいると退屈だと思うので、場所を変えて、同じ年ぐらいの子どもたちやお兄ちゃん、お姉ちゃんと遊んでいるのが楽しそうです。」

2歳と0歳の子どもを持つ利用者:

「保育士や幼稚園の先生がいるので、子育てに関する相談もできますし、仕事や夫婦関係の話もできる場所だと思います。両方を実現できる素晴らしい場所です。」

また、施設を利用して自分自身の成長に取り組む人もいます。

3歳と1歳の子どもを持つ利用者:

「資格取得の勉強が主な目的です。1年で資格を取得する予定なので、自宅や小さな教室を開く副業を始めることができればいいなと思っています。」

親が子育てで疲れている状態はよくありません

佳山奈央さん

この施設を設立したのは、ラヴィベル代表の佳山奈央さん(31)です。佳山さんは小学6年生の息子を持つシングルマザーであり、大学1年生の19歳の時に未婚のまま出産しました。

この子育て支援施設を設立した背景には、特別な思いがあります。

佳山奈央さんの言葉をご紹介します。

「私は長女で、みんな年子で一番下は双子で生まれつき車いすを使用しています。母もシングルマザーで『あなたたちがいるから、いろいろ私は諦めている』と何気なく言っていることもあります。(子どもが)親が子育てで疲れている状態は、子どもにとってマイナスなので、そうならないようにしたいです。」

佳山さんは、2011年に19歳で出産した時に自分自身決めたことがあります。

「あなたを学生の時に早く産んだから、やりたいことができなかった」とは絶対に言わない。あなたをあの時に産んだことで、私の人生が広がり、頑張ることができ、楽しかったと後から言えるようになりたいと思っています。」

「PORTO」は、子育て中の親子が楽しめる場所として、多くの人々に支持されています。佳山さんの思いが詰まったこの施設は、心地よい空間と子どもの成長をサポートする場所となっています。

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