Go!Go!kidsの寺澤小十侑さんが、未成年喫煙で無期限の芸能活動自粛となりました。17歳という若さで、今後の活動に大きな影を落とす今回の騒動。ジャニーズ事務所を退所した先輩たちの事例も踏まえ、今回の処分について、そしてアイドルの未来について考えてみましょう。
17歳アイドルの喫煙騒動、波紋広がる
3月5日、STARTO ENTERTAINMENTは、所属する7人組グループ「Go!Go!kids」のメンバー、寺澤小十侑さんが無期限の芸能活動自粛となることを発表しました。発端は、SNS上に流出した寺澤さんの屋外喫煙画像。事務所は事実確認後、契約違反があったとして、本人と協議の上、今回の処分を決定したと説明しています。
Go!Go!kids寺澤小十侑さんの写真
このニュースに、ファンからは様々な声が上がっています。厳しい意見がある一方で、「まだ若いからこそ、やり直せるはず」「帰ってきてほしい」と、復帰を望む声も多く聞かれます。17歳という若さでの過ち。果たして、寺澤さんの未来はどうなるのでしょうか。
過去のジャニーズJr.の事例と比較
実は、ジャニーズ事務所関連のタレントの未成年喫煙発覚は、今回が初めてではありません。1999年には、嵐の大野智さんと同期入所だった大坂俊介さんを含むジャニーズJr.数名が、未成年喫煙・飲酒で解雇処分を受けたという過去があります。当時、大坂さんは人気メンバーだったため、ファンの間で解雇撤回の署名活動が行われるほどの騒動となりました。
また、同じく解雇された別のメンバーは、後にホストとなり、テレビ番組「マネーの虎」に出演。アパレルブランド展開を志しましたが、厳しい結果に終わっています。
これらの事例からもわかるように、不祥事による退所は、その後の芸能活動に大きな影響を与えます。だからこそ、今回の寺澤さんの処分についても、ファンの間で様々な意見が出ているのでしょう。
今回の処分の行方、そしてアイドルの未来
過去の事例と比較すると、寺澤さんの「無期限活動自粛」という処分は、解雇という厳しい処分とは一線を画しています。「自身を見つめ直す期間」という言葉からは、事務所側が更生の余地を残しているようにも感じられます。
アイドルという職業は、常に注目を集める存在です。だからこそ、高い倫理観と責任感が求められます。今回の騒動は、寺澤さん本人にとってはもちろん、他のアイドルにとっても、改めて自身の行動を省みる機会となるのではないでしょうか。
若気の至りとはいえ、今回の行動は決して許されるものではありません。しかし、17歳という若さで、未来の可能性を閉ざしてしまうのはあまりにも惜しい。寺澤さんが真摯に反省し、再び輝ける未来を掴むことを願うばかりです。