岡崎魚市場の行列グルメ「平の屋」 コスパ最強“ガッツリ海鮮”に夜勤明けの人々も殺到

愛知県岡崎市の市場敷地内に店を構える「魚市場食堂 平の屋」は、その名の通り、市場直送の新鮮な海産物を使った“ガッツリ系”メニューで人気を博している食堂です。特に早朝、午前6時の開店前から長い行列ができるほどの盛況ぶりを見せています。徳川家康生誕の地として知られる岡崎市において、この食堂は地元住民だけでなく、遠方からの訪問者をも魅了する存在となっています。

早朝から行列!人気の理由とは

「平の屋」がこれほどまでに人々を引きつける最大の理由は、その「コスパ(コストパフォーマンス)の高さ」と「魚の品質、ボリューム」にあります。来店客からの満足度は非常に高く、「魚がおいしい、魚の味がちゃんとしている」「通常ではこの値段では食べられないと思う」といった声が多く聞かれます。その評判を聞きつけ、神奈川県の横浜市から車で4時間かけて訪れた家族連れもおり、「大満足です、ムチャクチャおいしい。ボリュームがすごいあるし」「めちゃめちゃ(魚の)種類が多いのがすごくいい。何種類あったんだろう、わからないぐらい」と絶賛していました。早朝から開いているため、工場勤務などで夜勤明けの人々が仕事終わりの腹ごしらえに立ち寄ることも多く、多様な客層に支持されています。

早朝の岡崎魚市場、「平の屋」前にできる長い行列早朝の岡崎魚市場、「平の屋」前にできる長い行列

圧巻のボリューム!看板メニュー「刺身盛り合わせ定食『竹』」の全貌

「平の屋」で最も人気を集めるメニューは、店主の平野公二さんが35年の経験で捌く「お刺身盛り合わせ定食の『竹』(税込み1650円)」です。この定食の最大の魅力は、その日の仕入れによって変わる新鮮なネタの種類の多さとボリュームです。ある日には、キハダマグロ、鳥取産のサワラ、脂の乗った厚切りのマカジキ、愛媛産のマダイ、高知産のカンパチ、サーモン、プリプリ食感の北海ミズダコ、千葉産のタチウオ、そしてクセが少なくうまみが強い貴重なニタリクジラといった9種類に加え、富山産のホタルイカとホッキガイ、駿河湾産の旬の桜エビ、ネギトロ、さらに希少な穴子の稚魚「ノレソレ」が加わり、合計14種類もの刺身が提供されました。本来は12種類ですが、仕入れ状況によっては2〜3種類がサービスで追加されることも珍しくありません。これに、魚のアラから出汁を取ったあら汁の味噌汁、炊き込みご飯、漬物がつき、この価格で提供される圧巻の内容となっています。

まとめ

愛知県岡崎市の「魚市場食堂 平の屋」は、市場直送の新鮮な海産物を、驚きのコストパフォーマンスとボリュームで提供することで、早朝から行列が絶えないほどの人気店となっています。特に看板メニューの「刺身盛り合わせ定食『竹』」は、種類豊富なネタとボリュームで遠方からの客をも唸らせる逸品です。市場の活気とともに、新鮮で美味しい海鮮を心ゆくまで味わえるこの食堂は、岡崎を訪れた際に立ち寄る価値のあるスポットと言えるでしょう。

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