8月30日と31日に放送される日本テレビ『24時間テレビ48』の制作発表記者会見が7月1日に行われ、歌手の氷川きよし氏とKing&Princeの永瀬廉さん、高橋海人さんが新たにチャリティーパートナーに就任することが発表されました。今年のテーマや新設された役割、そしてKing&Princeの起用を巡る背景についてお伝えします。
新たな役割「チャリティーパートナー」とは
今年の『24時間テレビ48』の総合司会は、昨年に続きくりぃむしちゅーの上田晋也氏、羽鳥慎一氏、日本テレビの水卜麻美アナウンサーが担当します。
今回新設されたチャリティーパートナーは、災害復興や障がい者支援など、それぞれのテーマに基づいた企画に参加し、チャリティーの輪を広げる役割を担います。既に浜辺美波さん、志尊淳さん、やす子さん、長嶋一茂さんが就任することが発表されていましたが、今回新たに氷川きよし氏とKing&Princeが加わることが明らかになりました。氷川氏の『24時間テレビ』出演は23年ぶりとなります。
キンプリの企画内容とSTARTOタレント起用の背景
King&Princeがチャリティーパートナーに起用されたことで、STARTO ENTERTAINMENT(旧ジャニーズ事務所)所属タレントが2年ぶりに『24時間テレビ』の主要な顔として復帰することになります。
個別の企画として、高橋海人さんは「踊る世界一周」をテーマに、さまざまな個性を持ったダンサーとのスペシャルダンスショー「We are the No border!!!」を披露する予定です。一方、永瀬廉さんは強い光や振動などを採り入れたバリアフリー花火の打ち上げを企画しています。
『24時間テレビ48』チャリティーパートナーに就任したKing&Princeの永瀬廉さんと高橋海人さん
『24時間テレビ』を巡っては、2023年に系列局の元幹部による寄付金着服問題が発覚しました。また、旧ジャニーズ事務所創業者であるジャニー喜多川氏の加害問題が世界的な問題となり、番組への視線が厳しくなっていました。この影響を受け、2024年の放送では2003年から続いていた旧ジャニーズタレントによる「メインパーソナリティー」枠が廃止され、他の所属タレントの起用も最小限に留められました。今回、再びKing&Princeがチャリティーパートナーとして番組の中心に起用されたことについて、一般視聴者のみならずファンからも様々な声が上がっています。
まとめ
今年の『24時間テレビ48』では、新たにチャリティーパートナーとして氷川きよし氏とKing&Princeが就任し、番組の顔として企画に携わります。特にKing&Princeの起用は、過去の不祥事や旧ジャニーズ問題といった背景を踏まえる中で、引き続き注目を集めるポイントとなります。それぞれのチャリティー企画の実現に向けた取り組みと、番組全体への反響が今後注目されます。