お笑いトリオ・ロバートの秋山竜次(46)が18日、横浜市内でPrime Videoにて独占配信が開始された主演ドラマ「笑ゥせぇるすまん」(テレビ東京制作)の記念イベントに登場しました。この実写版で主人公・喪黒福造を演じる秋山は、その独特なキャラクターへの深い思い入れと、共演者との裏話を披露し、会場を沸かせました。
実写ドラマ「笑ゥせぇるすまん」配信記念イベントに登場し、喪黒福造の衣装で名刺を配るロバート秋山竜次
喪黒福造になりきった秋山の「人生マックス」の条件
イベントに登場した秋山竜次は、トレードマークの黒いスーツに身を包み、喪黒福造の象徴的な笑い声を響かせながら、集まった報道陣に名刺を配るなど、役柄への徹底したなりきりぶりを見せました。今回の主演オファーについては、「正直驚きで、恐怖すらありました」と率直な心境を明かしつつも、「私のフォルム、顔、目つきなど、これまで結構『喪黒じゃん』と言われたことがあった」と振り返りました。さらに、「私の人生マックスの体重、そして人生マックスの眼力、そしてこの色黒さ、怪しさ。すべての条件が整わないと(オファーは)こないと思っていたので、うれしかったですね」と語り、役柄との運命的な出会いを喜びました。
豪華共演陣と夢グループ社長の「ぶっ飛んだ」演技
本作はオムニバス形式で展開され、山本耕史、斉藤由貴、黒島結菜といった豪華俳優陣との共演も大きな見どころです。その中でも、秋山が特に印象的だったと力を込めて語ったのが、第5話に登場する夢グループの石田重廣社長の演技でした。秋山は「一番ぶっ飛んでいたのは夢グループの社長(石田重廣氏)。みなさん見てください、5話に登場します。アイツはヤバイです」と興奮気味にコメント。
その理由として、「自分の中でジャッジしましたが、アイツと呼んで良い。何もせりふを覚えないで現場に来るし、中身も把握していない」と衝撃のエピソードを暴露しました。現場の空気は「すごいですよ」と述べ、石田社長が「ただハイパー天然の方なので(台本を)読んだところで伝わらない」状態だったと説明。結果的に「一行一行(監督と)確認していたから、通常の撮影時間の3倍くらいかかった」と撮影の苦労を明かしました。さらに、「歩きながらお芝居するシーンがあって、それを両立できない。長ぜりふも無理」と具体的な困難を挙げ、「ヤバイですよ夢グループ。放送事故かと思った」と、その型破りな演技がまさに「放送事故級」だったことをぶっちゃけました。
新たな「笑ゥせぇるすまん」への期待
ロバート秋山竜次が全身全霊で挑んだ実写版「笑ゥせぇるすまん」は、Prime Videoでの独占配信がスタートしました。秋山ならではの喪黒福造の再現度と、共演者たちとの化学反応、特に話題沸騰の夢グループ石田社長の「放送事故級」演技は、視聴者にとって見逃せないポイントとなるでしょう。この新たな「笑ゥせぇるすまん」が、どのような“ドーン!”と心に残る体験を届けてくれるのか、期待が高まります。
Source: https://news.yahoo.co.jp/articles/363fcf60f0aa62d7beab6cfb7adf99e6b58d7bc1