X JAPANのYOSHIKIが8日、自身のX(旧ツイッター)を更新し、テレビアニメ「ダンダダン」に登場した楽曲「Hunting Soul」について困惑の意を示しました。その楽曲がX JAPANのサウンドを彷彿とさせるとして、ファンに向けて情報提供を求めています。
YOSHIKI、アニメ楽曲に疑問を投げかける
YOSHIKIは同日公開された「Hunting Soul」のリリックビデオに反応しました。ハイトーンボイスで歌い上げるボーカル、メロディアスなギター、そして激しいドラムが印象的なメタルサウンドに対し、「何これ、XJAPANに聞こえない?」と自身の感覚を表明。続けて「えー?この件何も知らないんだけど、こういうのってあり?ファンのみんな、何が起こっているのか教えて」と、状況を把握しきれていない様子でファンに助けを求めました。
X JAPANのYOSHIKIが自身のX(旧ツイッター)でアニメ「ダンダダン」の楽曲「Hunting Soul」について言及し、困惑の表情を見せている写真。
「Hunting Soul」の制作背景と関係者のコメント
この楽曲「Hunting Soul」は、テレビアニメ「ダンダダン」第18話に登場するキャラクター「HAYASii」がボーカルを務めるバンドの楽曲として披露されたものです。制作には豪華な顔ぶれが揃っており、作詞・作曲・編曲は永井聖一氏、プロデュースは牛尾憲輔氏が担当。ボーカルは谷山紀章氏、ギターはマーティー・フリードマン氏、ドラムはChargeeeeee…氏、ベースはわかざえもん氏がそれぞれ務めています。公式サイトでは、「お祓いができるかは未知数ですが、かなり気合を入れて制作した楽曲となっております」と説明されています。
ボーカルを務めたHAYASii役の谷山紀章氏は、楽曲制作について「真面目にふざけるとでも言うんですかね、オマージュやパロディーってやる側がヘラヘラやっちゃうと、受ける側には伝わっちゃって醒めるんですよね。本気でやるから笑ったりして貰えるものなので、この度のコレは音楽制作から歌唱まで、ある種の意図に沿って手応えを感じられるものになったと、おそらく一同自負してます。とりあえず自分にできる事はやったので、あとは皆さん精々面白がってみてください」とコメントしており、X JAPANを意識した意図的な制作であった可能性を示唆しています。
楽曲を巡る今後の動向に注目
YOSHIKIのSNSでの発言は大きな波紋を呼び、多くのファンがこの楽曲について関心を寄せています。「Hunting Soul」がX JAPANのサウンドに酷似していると感じたYOSHIKIの困惑に対し、制作側のコメントがその背景を一部明かしました。今後、この楽曲がさらに注目され、YOSHIKIやファンからの反応がどのように展開していくのか、その動向が注目されます。