8月上旬、都内の区役所を訪れた若いカップルの仲睦まじい姿が目撃された。特に目を引いたのは、男性が隣を歩く女性の「ぽっこりお腹」を優しく気遣う様子だ。何気ない日常の一コマに見えるが、芸能界の関係者にとってはまさに「驚天動地」の光景だったに違いない。このカップルの正体は、女優の趣里(34)と、過去に「いわくつき」と報じられたBE:FIRSTの三山凌輝である。
三山凌輝と交際中の女優・趣里、区役所を訪れる
1億円騒動から2週間で報じられた熱愛
三山凌輝にまつわる騒動の発端は、今年4月に「文春オンライン」が報じた「1億円いただき」トラブルに遡る。三山はYouTuberのRちゃんこと大野茜里と約2年間交際する中で、毎月200万円の小遣いや1000万円超の高級時計など、総額1億円もの金銭を貢がせていたとされている。大野が結婚を考えていたにもかかわらず三山の浮気が発覚し、婚約解消に至ったと報じられると、SNSでは「1億円いただき男子」として批判が集中。三山はその後、BE:FIRSTとしての活動を一時休止し、所属事務所からも独立した。
この文春報道からわずか2週間後の5月、騒動の余韻が冷めやらぬうちに、三山は再び世間の注目を集めることになる。俳優の水谷豊と元キャンディーズの伊藤蘭を両親に持つ芸能一家育ちの趣里との交際が発覚したのだ。
結婚延期と母親の反対、そして区役所での目撃情報
当初、二人は5月中に結婚発表を予定していたものの、一連の騒動により延期になったことが「女性セブンプラス」と「文春オンライン」で伝えられた。それ以来、二人の動向に大きな注目が集まっていたが、8月には一部メディアで婚約が破談になる可能性が報じられた。背景には、趣里の母親である伊藤蘭が三山との結婚に難色を示していることがあるという。
しかし、障害が多ければ多いほど恋は燃え上がるもの。冒頭のように、二人は揃って区役所を訪れ、将来に向けて歩みを進めていたようだ。居合わせた人の証言によると、二人ともキャップを被っていたものの、三山は特に変装することなく堂々としていたという。趣里は眼鏡とマスク姿だったが、何よりも驚かれたのは「趣里さんのお腹がかなりぽっこりしていたことです。ひと目でわかるほどの膨らみでした」と証言されている。三山はそんな趣里を気遣い、二人の雰囲気は「ラブラブな若い夫婦そのものでした」という。ただし、二人が訪れていたのは「空き地の管理などを扱う部署」であり、婚姻届などの提出ではなかったようだ。
関係者が語る妊娠の真相と今後の展望
破局どころか、趣里は新しい命を宿している可能性が高い。実際、業界関係者は「婚約報道が早々に流れたのも、趣里さんの妊娠が発覚したためですよ。本人の意向もあり、公表は控えているそうです」と話す。現在も三山の騒動や趣里の両親との確執もあり、二人の関係は宙ぶらりんの状態だという。しかし、お腹の子は日ごとに大きくなるため、どこかで世間に公表しなければならないのは明白だ。逆風が静まるのを待ち、落ち着いたタイミングを見計らっているのだろう。関係者によると、まだ二人が入籍したとは聞いておらず、そうした手続きも先送りとなっている可能性がある。
もちろん事実婚という選択肢もあるが、今回の区役所訪問は「二人の今後の活動に関するもの」だと聞いているという。少なくとも、「一緒に人生を歩んでいく」という強い気持ちを持っているのは間違いないだろうと関係者は語る。
二人の芸能活動と「親としての覚悟」
ある芸能ジャーナリストは、二人の今後についてこう分析する。「趣里さんは30代半ばに差しかかり、女優として円熟期に入っています。しかし、まずは仕事をセーブして子育てに専念することになるでしょう。水谷さんや蘭さんにとっては初孫ですし、可愛くて仕方ないはず。育児も協力してくれるでしょうし、復帰後は“ママ女優”としての活躍が期待されます」。
一方、三山凌輝には厳しい日々が待っている。「まず、騒動を払拭すべく“誠実さ”を世間にアピールすることが求められます。ただ、これまでアイドル売りで人気を得ていたわけですから、趣里さんと結婚した上で、今後も芸能界で食べていくのであれば、“父親”としてどんな仕事でも引き受けるぐらいの覚悟と自覚が必要です」と指摘する。
「いわくつき」の汚名を返上し、彼女の良き「相棒」として、そして生まれてくる新しい命の父親として、誠実な姿勢でサポートしていくことが三山凌輝に求められている。





