柴咲コウ、東京国際映画祭での「無表情」が物議 川口春奈との共演で“不仲説”浮上か

女優の柴咲コウが先日、「第38回東京国際映画祭」に登壇した際、共演者とのレッドカーペットでの態度や表情が一部で話題を呼んでいます。特に、川口春奈と並んで歩いた際の柴咲の様子がSNS上で拡散され、「不仲説」まで囁かれる事態となりました。

女優の柴咲コウが東京国際映画祭のレッドカーペットに登場した際の様子女優の柴咲コウが東京国際映画祭のレッドカーペットに登場した際の様子

満島ひかりとのレッドカーペット:柔らかな笑顔とサービス精神

柴咲コウはこの日、2本の主演作品が「東京国際映画祭」に出品されたため、2度レッドカーペットを歩きました。最初の登場は、主演映画『兄を持ち運べるサイズに』のPRで、中野量太監督、そして共演者の満島ひかりと共に登場。芸能記者の報告によると、柴咲は取材カメラに気づくと両手を振り、クールな中に笑顔を見せてサービス精神旺盛な一面を見せました。後ろを歩く満島も楽しげな表情で、柴咲はさらに軽く体を揺らし、踊るようなジェスチャーでカメラに応じるなど、非常にフレンドリーな様子でした。

川口春奈との対照的な態度:SNSで「不仲説」が拡散

しかし、もう一つの主演作のPRで、柴咲が共演者の川口春奈と歩いた際の態度は一変。先ほどの柔らかな表情とは打って変わり、終始無表情でレッドカーペットを進みました。背後にいた川口との会話や交流もほとんど見られず、カメラに視線を向けても、特別なサービスをする様子はありませんでした。二人並んでのカメラ撮影の際も、どこか冷ややかな雰囲気が漂っていたと報じられています。

こうした柴咲の態度がSNS(旧X)上で動画として拡散されると、「テンションが違いすぎる」と瞬く間に話題となり、中には「不仲説」を唱える声まで上がりました。

態度変化の背景:役柄による「演出」の可能性

一方で、この動画に対しては、「川口んときは完全に仕事って感じや」「一緒に歩く人のテンション、人柄に合わせてるんやろ。浮かないように」「作品の雰囲気だったりで求められるものが違うってだけな気がする」といった、深読みしすぎだという冷静な指摘も多く見られました。

芸能プロ関係者は、柴咲と川口がABEMAオリジナルドラマ『スキャンダルイブ』で共演していることに注目しています。同作で二人は、週刊誌記者と芸能事務所社長という対立する役どころを演じており、劇中でのバチバチとした関係性が今回のレッドカーペットでの「そっけない態度」として、意図的に表現された可能性も指摘されています。実際に、二人はインタビューの場で、柴咲が川口について「何も取り繕わないで“そのままの自分です!”みたいな感じでいてくれるので、こちらも気負いなく、いろんな話をしやすくて気楽でした」と笑顔で語っており、私生活での不仲を直接示唆するものではないようです。

今回のレッドカーペットでの柴咲コウの態度は、単なる偶然ではなく、共演者や作品の世界観を意識したプロフェッショナルな表現だったのかもしれません。

Source: https://news.yahoo.co.jp/articles/83db099c9c1e0ea01687520f03e6b750da193946