「自ら命を絶つような人は政治家しちゃいかん」 ついに逮捕の「立花孝志容疑者」 自死した「兵庫県議」に投げかけていた“信じがたい言葉”


【写真】生前の竹内英明・元県議のHP 議員辞職直前まで頻繁に更新されているが、最後は胸が痛むような内容の投稿となっていた

 さらなる追い打ちをかけたのが他ならぬ立花容疑者だった。「(竹内氏は)任意の事情聴取を受けていた」「逮捕されるのが怖くて自ら命を絶った」などとSNS等で発信したのだ。直後に兵庫県警のトップが「全くの事実無根であり明白な虚偽」と全面否定すると、慌てて自身のYouTubeチャンネルで謝罪して見せた。ところがその舌の根も乾かぬうちに、彼は新たな動画で都合の良い主張を拡散させたのだ。立花容疑者の卑劣極まりない行為を改めて振り返る。

(以下は「デイリー新潮」1月23日配信記事からの再録です)

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立花:竹内元県議がお亡くなりになったことで、一部公開していたもの(動画)を非公開にしたりしてですね、「逃げてる」という指摘もいただいておりますが、(中略)僕はおかしいと思ったらこれからも指摘するし、間違った時にはごめんなさい――。いっぱいやっているから間違うこともあるんですよ。今回も竹内さんに関しては、僕の認識ではお亡くなりになる1月18日までに、僕はそんなに何か批判や誹謗中傷したっていう記憶はないんですよ。もちろんね、お亡くなりになった後に「逮捕されそうだ」とか「任意の事情聴取を受けている」とか言っていたけれど、個々については別にそんなに命を絶つようなことではないと思っているんですよ。

「いっぱいやっているから間違うこともある」というレベルの間違いではなかったはずだ。しかも、竹内氏が亡くなる前に「批判や誹謗中傷した記憶はない」と言う。

 立花氏はパワハラ疑惑などを追及された斎藤元彦兵庫県知事(47)の失職を受け昨年10月31日に告示された出直し知事選に立候補した。ところが、本人に当選する意思はなく、再選を目指す斉藤氏の支援に回った。選挙運動では、百条委員会で斉藤氏を追及した県議らを追い詰めた。その中の一人が竹内氏だった。



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