海外の寒さで徹底検証してわかった!ワークマン《着る断熱材》が“最強アウター”と呼ばれる理由──2900円の本気クオリティに驚いた


【画像を見る】「ワークマン暖冬対策ウェア」XShelterを旅先で着用して着心した様子

 ワークマンの暖冬対策衣類『XShelter(エックスシェルター)』が話題だ。XShelterは断熱シート(特殊な素材)を使った製品で、寒さや暑さなどの外部環境を遮断。衣服内を最も快適な状態(湿度50%・温度30〜33℃)に保ってくれる。とどのつまり“着る断熱材”“着る魔法瓶”といったイメージの製品で、1日の気温差が10℃以上あるような日の「今日何を着ていいのかわからない問題」をこれ一枚で解決してくれる。

 ネットには「コスパ最高」「軽くて着やすくて暖かい」といった高評価の声で溢れているが、レビューの中には「やっと買えた」「買えました!」など、在庫不足を示唆するようなコメントも散見される。実際、2024に生産したXShelterシリーズ40万点はすぐ完売。手に入らなかった顧客から、おしかりと落胆の声が数多く寄せられ、かえって顧客満足度を下げる形になってしまったという。しかし今年は「衝撃の本気生産」と称して、社運を懸ける覚悟で125万点を生産。充実の在庫量でワークマンは冬の到来に備えている。

 今回私はアウターシリーズ最安値、税込み2900円の『XShelter断熱βライトウォームジャケット』を検証することにした。これを装備して、最低気温0〜10℃のヨーロッパ4カ国(ハンガリー・ルーマニア・ポーランド・チェコ)の1週間旅に出る。

 日本より先に冬の足音が近づいてきているヨーロッパ。現地の人たちはダウンやコートを着たり、手袋やマフラーを着けている中、噂のXShelterの防寒力はどうだったのか。正直な感想をお届けしたい。



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