常陸宮さま、90歳の卒寿を迎えられる – 愛犬「福姫」とご夫妻の絆

2025年11月28日、上皇さまの弟君である常陸宮さまが90歳の卒寿をお迎えになりました。宮内庁はこれに際し、常陸宮ご夫妻が愛犬のミニチュアダックスフントロングヘア「福姫(ふくひめ)」と穏やかなひとときを過ごされている近影を公表しました。華子さまのお膝に抱かれ、カメラをじっと見つめる「福姫」の愛らしい姿は、長年にわたり仲睦まじいご夫妻に寄り添ってきた「家族」の絆を象徴しています。

ご夫妻の愛と絆:愛犬「福姫」との穏やかなひととき

華子さま(85歳)のお膝にちょこんと座り、ご夫妻の「真ん中」で甘えた表情を見せる「福姫」(5歳)は、その大きな黒い瞳で見る者の心を惹きつけます。宮内庁が公表したこの近影は、常陸宮さまの卒寿という慶事を祝うものでありながら、ご夫妻が愛するペットと共に過ごす温かい日常を垣間見せる貴重な一枚です。

常陸宮ご夫妻と愛犬「福姫」が宮邸で寛ぐ近影常陸宮ご夫妻と愛犬「福姫」が宮邸で寛ぐ近影

輝かしいキャリア:がん研究の第一人者として

常陸宮さまは、1935年11月28日に第二皇子として誕生されました。学習院大学理学部化学科をご卒業後、東京大学理学部で細胞分裂の研究に従事され、その後「がん研究会がん研究所」で客員研究員として40年以上にわたり、動物のがん研究に深く貢献されました。エイ、サメ、カエルなど、多岐にわたる魚類や動物のがん研究に打ち込まれ、国際誌にも数々の論文を発表されています。その卓越した専門知識と経験は国内外で高く評価され、米ジョージ・ワシントン大学やミネソタ大学から名誉学位を授与されたほか、1999年には外国人として初めてドイツがん学会の名誉会員に就任されるなど、世界的な権威としての地位を確立されています。

国際的な評価と動物保護への貢献

「がん研究会」の名誉総裁を務めるほか、「東京動物園協会」や「日本鳥類保護連盟」の総裁として、動物の保護や支援活動にも長年にわたり尽力されてきました。常陸宮さまはまさに生粋の研究者であり、その隣には常に華子さまが寄り添い、お二人は常に仲睦まじいご夫妻として知られています。

高齢を迎えられたご公務と日々の生活

常陸宮さまは、ご高齢のため、外出を伴う公務については2024年3月の「全日本学生児童発明くふう展」への出席を最後に控えられています。宮内庁の発表によれば、現在は歩行訓練やリハビリに取り組まれつつ、華子さまと一緒に車いすで宮邸の庭を散策されたり、ご友人を宮邸に招いて歓談されたりするなど、穏やかな日々を送られているとのことです。

常陸宮さまが90歳の卒寿を迎えられたことは、その長きにわたるご功績と、華子さまとの変わらぬ絆を改めて認識する機会となります。ご夫妻の愛犬「福姫」と共に過ごされる温かい日常は、多くの人々に安らぎと感動を与えています。