2024年11月末に吉本興業とのマネジメント契約を終了し、フリーランスとして活動を開始したお笑い芸人、エハラマサヒロ。独立から約1年が経過し、仕事のスタイルや年収にどのような変化があったのか、彼の本音に迫ります。この1年間の経験は、芸能界での新たな働き方を模索する上で貴重な示唆を与えるものです。
独立後の「確認ごと」からの解放
吉本興業を退所後、エハラマサヒロが最も大きな変化として挙げたのは、「確認ごと」がなくなったことです。事務所に所属していた頃は、どんな些細なことでも会社に確認を取る必要があり、企画の実行やテレビ出演の可否にも時間と手間がかかっていました。このプロセスは、彼の情熱を冷ます原因となることもあったと言います。
しかし、現在は全て自分の判断で行動できるため、意思決定のスピードが格段に上がり、ストレスなく仕事を進められるようになりました。この自由な感覚は、彼の性格と現代の働き方にも非常に合致していると感じているようです。過去のインタビューで語った「時間がかかることで熱量が冷めてしまうのがつらい」という懸念は、独立によって完全に解消されたと述べています。
仕事と私生活の変化:忙しさの中での「時間の質」向上
この1年を振り返り、エハラマサヒロは「本当に忙しかった」と語ります。営業活動を行っていないにもかかわらず、スケジュールは常に埋まっており、仕事が途切れることはありませんでした。多忙ゆえに家族との時間は減少したものの、地方での仕事に合わせて前日をオフにし、家族旅行を組み込むなど、時間の「質」を高める工夫を凝らしています。
彼は独立について「メリット100、デメリット0」と断言しており、「吉本にいた方が楽だった」と感じる瞬間は一切ないそうです。これは、彼自身が独立という働き方に非常に向いていた結果だと分析しています。
エハラマサヒロがフリー転身後の収支について語る
吉本の「信用」の偉大さと独立の課題
一方で、エハラマサヒロは吉本興業の偉大さ、特に「信用」の面で改めて痛感した点も語っています。個人や小規模な会社が取引を行う際、実績がないと前金での支払いを求められるケースが多く、実際に「ザ・ミュージカルマン2025」では2000万円以上の前払いを経験したと言います。また、会場の手配に関しても、吉本所属であればスムーズに進む案件が、個人では難航することもあると明かしました。
吉本を悪く言う意図は全くなく、一般的な視点から見れば、大手事務所に所属するメリットは数多く存在すると彼は強調しています。特に「信用」は、フリーランスとして活動する上で乗り越えるべき大きな課題の一つであると認識しているようです。
独立から1年、エハラマサヒロは「デメリットは一つもない」と語り、自身のキャリアパスに満足している様子です。彼自身の判断で仕事を進められる自由と、多忙ながらも「時間の質」を高める工夫は、多くのフリーランス志望者や働き方を見直したい人々にとって、示唆に富む事例となるでしょう。大手事務所の「信用」という側面で新たな課題も見えつつも、彼の選択は現状、成功していると言えます。
参照元: Yahoo!ニュース





