「ほら、これが百恵さんの作品よ」──11月18〜21日、東京・国立市で開催されたキルト教室「キルトおぶはーと」のパッチワーク展。色とりどりの作品が並ぶ会場には、制作者の札に伝説的歌姫の名前を見つけ、声を上げる来場者の姿があった。百恵さん(66才)は、この展示会に毎年出品している。
【写真】ラフな服装で買い物に向かうメガネ姿の百恵さん。他、犬の散歩をする三浦友和と百恵さんや45年前、真っ白なドレスでステージに立つ百恵さんなども
「教室の主宰者は百恵さんのキルトの師匠である鷲沢玲子さんです。百恵さんにとって、時にはこの展覧会が“新作のお披露目の場”になることもあります。今年は10年ほど前に制作した大型のタペストリーでした」(教室の関係者)
日本を代表するキルト作家である鷲沢さんは、この12月に『マイキルトヒストリー 鷲沢玲子のパッチワークキルト』を出版する。
「半世紀に及ぶキルト歴を写真やインタビューで振り返る一冊です。実はその書籍の中に、なんと百恵さんが登場するんです。しかも、これまで世に出ていないプライベート旅行中の“初出し写真”も掲載されています」(芸能関係者)
1980年に電撃引退した百恵さんは、以降一切芸能活動をせず、その姿が世間に触れることはほとんどなかった。“写真公開”の機会は数えるほどしかなく、いまから6年前の2019年に自身のキルト本を出版して以来となる。そのときは、優しい笑みを浮かべる百恵さんが、キルトを縫う写真だった。
「夫である三浦友和さん(73才)のインスタグラムにすら一度も登場したことのない百恵さんが久しぶりの顔出しを決意したということは、鷲沢さんとよほど“強力”な師弟関係で結ばれているのでしょう」(芸能関係者)
そもそも百恵さんがキルトと出合ったのは1988年のことだ。幼い2人の息子を育てている真っ最中で身動きが取りづらかった彼女が、「家で楽しめて子供たちのためになる趣味を」と始めたのがキルトだった。
「最初は独学で勉強している中で、近所で教室を開いていた鷲沢さんの存在を知り、興味を持ったそうです。百恵さんから“弟子入り”する形で、基礎からみっちりと本格指導を受けることになったのです」(前出・教室の関係者)
以来2人の関係は40年近く続き、百恵さんはいまや作品が手芸雑誌の表紙を飾るほどの腕前になった。
「年数が経っても師匠を慕う心は変わっていないようです。いまなお世間からの関心が高い百恵さんが顔出しで登場すれば、話題になることは間違いありません。キルトへの注目が高まるのは鷲沢さんにとってもうれしいはず。これは百恵さんなりの恩返しなのでしょう」(前出・芸能関係者)
キルトがつないだ縁は深まるばかりだ。
※女性セブン2025年12月11日号




