歌手で俳優の山下智久(40)が約1年半ぶりとなる新曲「The Artist」をリリースし、そのミュージックビデオ(MV)が11月29日にYouTubeで公開された。今回、山下は自身でプロデュースと作詞も手掛け、さらに初めてMVの監督にも挑戦。彼の多才な芸術性が光る作品として大きな注目を集める一方、MVで共演した韓国女優に対するファンの「嫉妬」の声もSNS上で大きな話題となっている。
1年半ぶりの新曲「The Artist」:セルフプロデュースと豪華制作陣
山下智久の待望の新曲「The Artist」は、11月21日にデジタル配信が開始された。この楽曲は、彼自身がコンセプトから制作までセルフプロデュースを行い、歌詞も担当するという、山下のアーティストとしての深いこだわりが込められた意欲作だ。作曲は、世界的な人気を誇るBTSなどの数々のヒット曲を生み出してきた韓国の著名な音楽プロデューサー、Pdogg氏が務めており、そのコラボレーションも注目されている。
「The Artist」というタイトルには、心に深く刻まれた消せない記憶をタトゥーに例え、その強烈な記憶を残した相手を「アーティスト」と表現するという、繊細かつ情熱的なメッセージが込められている。山下自身もこの楽曲について、《強い気持ちとか感覚ってタトゥーみたいに残って、その人を形作っていくんですよね。The Artistは、心に残ったその感情や記憶を音にした曲です。そんな詩〔ウタ〕を描いてみたいと思いました》とコメントし、楽曲に込めた想いを明かしている。
初監督MVに絶賛の声、そして沸き起こる「嫉妬」
新曲のMVは11月29日に公開され、山下智久は自身のX(旧Twitter)でファンに向けて、《初監督作品です。新しい挑戦でした》《もしよければ感想聞かせてください》と呼びかけた。これに対し、ファンからはその監督手腕と作品の完成度に対して、以下のような絶賛の声が多数寄せられた。
- 《初監督作品とは思えないくらいステキでした》
- 《智久くんの魅力がぜーんぶ詰まってる素晴らしい作品でした》
- 《今までにない雰囲気のMVでした!》
- 《まるで短編映画を観ているよう》
- 《山Pのセンスが光っていました》
山下智久が新曲「The Artist」のMVで披露した鍛え抜かれた背中。
しかし、MVの芸術性の高さと共に、山下の相手役を務めた女優との親密なシーンに対し、一部ファンからは「嫉妬」の声も上がっている。「sweetie」(山下のファンの愛称)からはSNS上で、《わぁぁぁずるいィィ》《ねえまって、だれなの!大嫉妬》《彼女役になりたかった》《その女性が非常に羨ましい…笑》《隣りの人になりたいな》《ちょっとイチャイチャし過ぎな》《皆本当にやきもち焼かないの??》といった、愛情と羨望が入り混じったコメントが多数見受けられた。
話題の相手役は韓国女優キム・ジュウォン
今回のMVで山下智久の相手役を務めたのは、韓国の美人女優キム・ジュウォンさんだ。MVの中では、山下とキム・ジュウォンが手をつないだり、抱き合ったり、彼の肩にもたれかかったりするような、物語性を感じさせる親密なシーンが多数描かれている。彼女は「圧倒的な透明感」を持つと評され、韓国国内でも次世代を担う女優として注目を集め始めている。その瑞々しい存在感が、MVの感情豊かな世界観に一層深みを与えている。
来年には芸能生活30周年という節目を迎える山下智久。今回の新曲「The Artist」におけるセルフプロデュース、作詞、そしてMV初監督という新たな挑戦は、彼が長年のキャリアで培ってきた経験と才能を糧に、さらに多角的なアーティストへと進化を続けていることを示している。常に新しい表現を追求する彼の今後の活動からも、目が離せない。





