堂本光一、『ズートピア2』にカメオ出演!ジャン・レノ演じるキャラの日本語版声優に決定

ディズニー・アニメーション映画『ズートピア2』に、日本の人気アーティストである堂本光一さんがカメオ出演し、その日本語版声優を務めることが発表され、大きな話題を呼んでいます。世界中のファンが待ち望んだ続編に、まさかのサプライズ参加となる堂本さんは、本作で主要キャラクターを追い詰めるヤギの警察官2役を熱演。彼の参加は、映画に新たな魅力を加え、日本のみならず国際的なエンターテインメント業界にも注目を集めています。

『ズートピア2』作品概要と堂本光一の役どころ

2016年の大ヒット作『ズートピア』の続編となる本作では、ウサギ初の警察官ジュディと、キツネの相棒ニックが再びタッグを組みます。警察学校を卒業し、以前にも増して熱心に任務に挑む彼らは、ズートピアに突如現れた指名手配犯のヘビ・ゲイリーを追うため、潜入捜査を開始。その過程で、彼らの絆が試され、やがてズートピアの歴史に隠された巨大な謎へと迫っていきます。

堂本光一さんが演じるのは、ゲイリーの逃走を手助けしたと疑われ、指名手配犯となったジュディとニックを追いかける、ヤギの警察官「ブシュロン」と「シェーヴル」の2役です。サングラスが特徴的な彼らは、どこか威厳を感じさせる強そうなバディとして描かれています。字幕版では、映画『ニキータ』や『レオン』で知られる名優ジャン・レノがカメオ声優を務めており、その日本語版声優として堂本さんが大抜擢された形です。

『ズートピア2』にカメオ出演した堂本光一の姿『ズートピア2』にカメオ出演した堂本光一の姿

堂本光一、ディズニー作品初参加の喜びと役作りの苦労

堂本さんは、今回の決定を受けて「びっくりしました。心から嬉しかったですね」と喜びのコメントを寄せました。ディズニー作品への初参加、しかもいきなり2役という大役に「光栄でした。本国の方では、ジャン・レノさんが演じていらっしゃると聞き、逆に“僕でいいんですか?!”と思いましたね」と謙遜しながらも、その嬉しさを語っています。

1人2役で演じた役どころについては、「やり手な捜査官というイメージを持って演じさせていただきました。ブシュロンとシェーヴルはバディですが、同じようにバディであるジュディとニックに対して、最初は“この若造が!”みたいな雰囲気を醸し出しています」と説明。収録では格闘シーンなどでの荒い息遣いの演技にも挑戦し、「セリフというセリフが少なかったことが、逆に難しく感じました。ブシュロンとシェーヴルをそこまで使い分けなく良いということだったのですが、その微妙なさじ加減も難しかったですね」と、役作りの苦労を振り返りました。

『ズートピア』の魅力とディズニー作品への想い

前作『ズートピア』の感想を問われると、堂本さんは「純粋に幅広く楽しめる作品だと思います」とコメント。「お子様が観ると、動物たちがたくさん出てきて楽しいし、“夢や希望を持つことが大切だ”というメッセージも伝わると思います。一方で、大人が観ると、多様性を受け入れることの大事さというメッセージがありますよね。本当に幅広く、楽しい作品だなと思って観させていただきました」と、その多層的な魅力を熱弁しました。

ディズニー作品の魅力については、ミュージカルへの出演経験も豊富な堂本さんらしく、「作品自体が素晴らしいのはもちろんのことなのですが、音楽も素晴らしいと思います。ミュージカル作品に限らず、“素敵な音楽だなぁ”と耳がいくことが多いですね」と語り、さらに「子供の頃の記憶はなかなか消えないですよね。東京ディズニーランドでもディズニー作品でも、子供の頃に楽しんだ記憶が自分の人生の中には刻まれていると思います」と、自身の人生におけるディズニーの影響についても触れました。

ファンへのメッセージと『ズートピア2』の見どころ

最後に堂本さんは、『ズートピア2』を楽しみにしているファンに向けて、「前作『ズートピア』でも、他のディズニー作品でも、子どもが観ても大人が観ても、それぞれで受け取れるメッセージがあると思うんですよね。本作もそこは引き継いでいる部分だと思いますし、“ズートピアの謎”というところも今作の見どころだと思います。ですので、まずは僕に気づかず楽しんでいただければ(笑)エンドロールを観て驚いていただけたら嬉しいですね」とメッセージを贈り、映画への期待感を高めました。

堂本光一さんのカメオ出演は、『ズートピア2』に新たなサプライズと深みをもたらし、幅広い世代の観客に感動と興奮を届けることでしょう。彼の熱演と作品への深い洞察は、公開を待ち望むファンにとって大きな魅力となるはずです。

参考文献