2025年12月3日に放送された音楽特別番組『2025 FNS歌謡祭』（フジテレビ系）で、9人組アイドルグループSnow Manが披露したコスプレパフォーマンスが大きな話題を呼んでいます。彼らの振り切った姿は多くの視聴者を魅了し、SNSではかつての国民的グループSMAPの“面影”を感じるとの声が相次ぎました。このパフォーマンスは、Snow Manが次世代のエンターテインメント界を牽引する存在としての期待感を一層高めています。
『2025 FNS歌謡祭』でのSnow Manの衝撃的なパフォーマンス詳細
Snow Manは番組で「カリスマックス」と「悪戯な天使」の2曲を披露しました。特に「カリスマックス」では、メンバー全員がフジテレビにゆかりのある人気キャラクターに扮して登場し、会場を大いに盛り上げました。
具体的には、岩本照さんが『逃走中』のハンター、阿部亮平さんがガチャピン、渡辺翔太さんがちびまる子ちゃんといった具合に、フジテレビ系の人気バラエティ番組やアニメのキャラクター衣装を身にまといました。さらに、歌唱中には歌詞の一部をそれぞれのコスプレにちなんだセリフに変えるなど、細部にまでこだわった演出で、ファンを驚かせました。
FNS歌謡祭でコスプレパフォーマンスを披露するSnow Man
「SMAPの遺伝子」ファンがSNSで類似性を指摘
9人それぞれの個性が光るコスプレと、アイドルらしからぬ振り切ったパフォーマンスは、スタジオだけでなく視聴者の間でも大きな反響を呼びました。放送後、X（旧Twitter）では「Snow Manのこの扮装、SMAPの遺伝子を感じる」「SMAPさんみたいなことしてるやんっ」「Snow Manっていい意味で令和のSMAP路線突っ走ってるよな」といった声が多数投稿され、SMAPを思い出すファンが続出しました。
かつて絶大な人気を誇ったSMAPは、冠バラエティ番組『SMAP×SMAP』（フジテレビ系）のコント企画で、メンバーがコスプレをして抱腹絶倒のコントを繰り広げることが恒例でした。木村拓哉さんをはじめとするメンバーが奇抜な衣装をまとう姿は、アイドルがバラエティ番組に進出する道を切り開いたとされています。Snow Manも「悪戯な天使」ではクールな衣装で魅せる一方、「カリスマックス」では笑いに徹したパフォーマンスを見せたことから、SMAPのエンターテインメント精神と重ね合わせるファンが多かったようです。
快進撃を続けるSnow Man、国民的グループへの道
2020年にCDデビューし、2025年でデビュー5周年を迎えるSnow Manは、ドラマやバラエティ番組での個々の活動も活発化し、グループとしてもSMAPに続くかのような快進撃を続けています。彼らはデビュー4年目の2024年には5大ドームツアーを成功させ、さらに2025年4月には東京国立競技場で単独ライブを開催しました。旧ジャニーズ事務所時代を通じて、国立競技場公演を成功させたグループは、SMAPと嵐の2組のみでした。
Snow Manはわずか5年という短期間で、国民的グループと称されたSMAPに匹敵する偉業を達成したのです。デビュー当初は目黒蓮さんやラウールさんが特に注目を集めていましたが、現在では各メンバーのキャラクターが広く認知され、グループ全体のバランスが非常に良くなっています。「ポストSMAP」として、彼らが令和のエンターテインメント界を牽引する存在になることへの期待は高まるばかりです。
結論：令和の国民的アイドルとしてのSnow Man
SMAPが解散して9年が経とうとしている今、Snow Manはその圧倒的な勢いと多様な魅力で、新たな時代の国民的アイドルとしての地位を確立しつつあります。彼らがFNS歌謡祭で見せたコスプレパフォーマンスは、単なる歌唱にとどまらないエンターテイナーとしての才能と、SMAPが築き上げたバラエティへの積極的な姿勢を継承する可能性を示唆しています。今後のSnow Manの活動が、日本のエンターテインメントシーンにどのような新たな伝説を刻むのか、その動向から目が離せません。
