2025年7月17日、亡くなったことが公表された女優の遠野なぎこさん(45歳没)。プライベートでも親交があり、遠野さんが“生涯の友”と信頼を寄せた漫画家の倉田真由美氏が明かす、“わたしだけのエピソード”とは――。
【画像あり】「遠野なぎこ」に改名した理由を問うと、衝撃のひと言!
「なぎさんと知り合ったのは、『バラいろダンディ』(TOKYO MX)に出演したばかりのころですから、もう10年以上前になります。
最初の印象は『元気な人』。正直で、自分を偽らない生き方が私と似ていて、ウマが合ったんでしょうね。すぐに仲よくなり、ほかの出演者も交えて、よく食事に行きました。
なぎさんのお母様が亡くなった2022年ごろから、摂食障害がひどくなっていったと本人から聞きました。少しでも体重が増えると、なぎさんは『たぬきみたいになった』と言うんです。『食べなよ』という善意の言葉さえ、本人にとっては負担になってしまう。私はなぎさんの気持ちを尊重し、無理に異を唱えることはしませんでした。しかしその痩せた姿を見たとき、危うさを感じたのは事実です。
それでもなぎさんは、芸能以外の方とも交流し、『恋をしたよ』と明るく話してくれたこともありました。ただその裏で、つらい時期が続いていたことは否めません。
なぎさんの運命を私が変えられたか――それはわかりませんが、あのしんどかったころに『もっとそばにいてあげられたら』と思ってしまいます」
週刊FLASH 2025年12月16日号





