元木大介、激ヤセの真相を明かす:糖尿病治療と生活改善で手に入れた健康体

元プロ野球選手で現在はタレントとして活躍する元木大介氏(53歳)が、2025年12月8日に放送された医療情報番組『主治医が見つかる診療所』(テレビ東京系)に出演し、話題となっていた“激ヤセ”の真相について改めて語り、注目を集めています。現役引退後の2005年以降、元木氏はややふくよかな体型でしたが、2025年3月頃から体重が著しく減少。その劇的な変化から重病説が浮上し、メディア露出のたびに体型が話題となっていました。しかし、元木氏本人は一貫して健康であることを主張し続けていました。

YouTubeチャンネルで語られた減量の経緯

元木氏は2025年4月21日、自身のYouTubeチャンネルで「元木大介、激ヤセの真相。全盛期から体重20kg減…一体なぜ激痩せしたのか?」と題した動画を公開しています。この中で、食生活の改善、禁酒、そして自宅での筋力トレーニングによって体重を減らしたことを説明。「全然健康で、無理なダイエットではない」と明言し、ファンや視聴者の懸念を払拭しようとしました。さらに11月18日にもYouTubeチャンネルを更新し、スタッフから今後の体型変化について問われると、「もう増えない。もう食べすぎない。今までが食べすぎていた」とコメント。飲酒の機会も減ったと述べ、「人生で一番まともに生きている感じがする」「健康だね」と現状への満足感を語っています。

糖尿病との闘い、そして生活習慣の改善

元木氏が自身の健康状態について深く向き合うきっかけとなったのは、過去の病歴にあります。2018年5月に『主治医が見つかる診療所』に出演した際、血糖値が基準値より高く「2型糖尿病の疑いがある」と診断されました。その後、病院に通院したものの、特に自覚症状がなかったため通院を中断してしまったといいます。

しかし、2020年に巨人軍の1軍ヘッドコーチに就任した際、急性虫垂炎(盲腸)で緊急入院することになりました。その際の血液検査で、医師から「糖尿病で足が壊死したり、目が見えなくなる可能性がある」という深刻な警告を受け、これを機に糖尿病の投薬治療を開始し、本格的な生活習慣の改善に取り組むことを決意しました。

医療情報番組に出演し激ヤセの真相を語る元木大介氏医療情報番組に出演し激ヤセの真相を語る元木大介氏

現在の健康状態とファンへのメッセージ

番組内で元木氏は、現在では血糖値がほぼ正常値に戻り、薬の服用も不要になったと説明しました。食生活の抜本的な見直しに加え、趣味である散歩を運動の中心として継続していることも明かしています。彼は「大丈夫じゃなかったら番組を引き受けていない」「食生活も生活も変わってきたと思う。『全然健康ですよ』ということをみんなに知ってほしい」と語り、たびたび寄せられる心配の声に対して、改めて自身の健康状態を明確に伝える機会としたようです。元木氏の経験は、生活習慣病予防と健康的なライフスタイルの重要性を改めて浮き彫りにしています。

参考文献