還暦迎えた山口智子、女優デビューは36年前の朝ドラ! 実家は栃木県の老舗旅館…波乱万丈な半生を振り返る

モデルから朝ドラヒロインへ! 山口智子の華麗なる転身

女優の山口智子さん、本日10月20日に記念すべき60歳の誕生日を迎えられました。 近年では、1月にFODで配信開始されたドラマ『ペンション・恋は桃色 season2』にゲスト出演し、存在感を示しましたね。 リリー・フランキーさん演じるペンションオーナーのハトコ役を見事に演じ、伊藤沙莉さん演じるオーナーの娘との自然なやりとりが印象的でした。

山口智子山口智子

実は、山口さんが女優として注目を集めるきっかけとなったのも、36年前の1988年に放送されたNHK朝の連続テレビ小説『純ちゃんの応援歌』でした。 当時、モデルとして活躍していた山口さんは、この作品でヒロインに抜擢され、華麗なる転身を果たしたのです。

昭和から平成へ…時代を彩った国民的女優

『純ちゃんの応援歌』は、昭和から平成へと移り変わる時代の節目に放送され、多くの視聴者の心を掴みました。 当時の山口さんは、演技未経験ながらも持ち前の明るさと努力でヒロイン役を熱演し、一躍国民的女優へと駆け上がりました。

若き日の山口智子若き日の山口智子

しかし、道のりは決して平坦ではありませんでした。 当時の夫である唐沢寿明さんの著書『ふたり』(幻冬舎、1996年)によると、山口さんは撮影中に「女優としてやっていく自信がない」と漏らすこともあったそうです。 重 pressure の中、努力と謙虚さで乗り越えようとする姿は、周囲の人の心を打ったことでしょう。

栃木県の老舗旅館で育まれた芯の強さ

山口さんは、栃木県で老舗旅館を営む家に生まれ育ちました。 子供の頃から旅館の手伝いをするなど、しっかりとした家庭環境で育まれたことが、彼女の芯の強さにつながっているのかもしれません。

幼い頃に両親が離婚し、父親に引き取られたという山口さん。 女将として旅館を切り盛りする祖母は、彼女に旅館を継がせるつもりで育てていたそうです。 しかし、山口さんは「決められたレールがあることがすごくイヤで、反発したい自分もいる。その狭間で揺れ動きました」(『週刊現代』1988年12月10日号)と、当時の心境を語っています。

還暦を迎え、更なる輝きを放つ山口智子

波乱万丈な人生を歩みながらも、常に前向きに努力を続け、輝きを放ち続ける山口智子さん。 60歳という節目を迎え、女優として、そして一人の女性として、これからどんな未来を歩んでいくのでしょうか。 今後の活躍から目が離せません!