元JUDY AND MARYのギタリスト、TAKUYAさんが11月に不整脈の手術を受けることを公表しました。10月29日、30日に東京・高円寺のライブハウス「KOENJI HIGH」で行われた約1年ぶりのソロライブで、ファンに直接報告しました。
ソロライブで手術を報告、早期発見の大切さを伝える
TAKUYAライブの様子
ライブ冒頭のMCでTAKUYAさんは、「ちょっと不整脈が見つかって、来月にカテーテルアブレーションの手術をすることになりました」と告白。会場からは驚きの声が上がりましたが、「今日は心臓がドキドキしているので、警戒しながらやるんでよろしく」と笑顔で続け、ファンを安心させました。
カテーテルアブレーションは、不整脈の原因となる心臓内の異常部位をカテーテルで焼き切る治療法です。心筋梗塞などの重篤な病気を防ぐために有効な手段とされています。 心臓外科専門医の山田先生(仮名)は、「カテーテルアブレーションは低侵襲で効果的な治療法であり、早期発見と適切な治療が重要です」と述べています。
TAKUYAさんは、昨年12月にソロライブを開催する際、所属事務所であるソニーグループから健康診断を勧められ、受診したところ不整脈が見つかったといいます。当時の肝臓や血糖値も異常値を示しており、今思えばライブ時も体調が悪かったと振り返っています。
台湾での生活と健康改善
不整脈の手術が約1年後になったのは、昨年から台湾に移住し、現地の健康保険証取得に時間がかかったためです。 今年7月に日本で手術の相談をしたところ、秋のライブ後に行うことが決定しました。
台湾での生活では漢方薬を服用し、健康管理に努めた結果、最新の血液検査では肝臓の数値など全て正常値になったことを報告。ファンからは大きな拍手が送られました。
ポケモンのゲンガーキャップで熱いパフォーマンス
TAKUYAライブの様子
ハロウィンが近いこともあり、TAKUYAさんは大好きなポケモンのキャラクター、ゲンガーの着ぐるみキャップをかぶりステージに登場。ソロシングル「HOTARU」やJUDY AND MARYの名曲「ラブリーベイベー」、私立恵比寿中学に提供した「青春ゾンビィィズ」など、新旧織り交ぜたセットリストで観客を魅了しました。
TAKUYA and the Cloud Collectors+のメンバーと共に披露した「Uncontrollable」では、エッジの効いたギタープレイと力強いボーカルで会場を熱狂の渦に巻き込みました。
新たな一歩を踏み出すTAKUYA
今回のライブは、TAKUYAさんにとって大きな試練を乗り越え、新たなスタートを切るための大切な一歩となりました。ファンへの感謝と力強い歌声、そして変わらぬ音楽への情熱が会場全体を包み込みました。 今後のTAKUYAさんの活躍に期待が高まります。