嵐「ALL or NOTHING」MV公開中止の真相:25周年記念に水を差す“ジャニーズ”の壁

嵐のデビュー25周年記念として、11月3日に全ミュージックビデオ(MV)公開が予定されていましたが、その直前、1曲の公開中止が発表されました。幻となったMV「ALL or NOTHING」に一体何が起きたのでしょうか?本記事では、その背景やファンの反応、そして嵐の未来について掘り下げていきます。

公開中止の理由:歌詞に潜む“NGワード”

11月1日、所属レーベルStorm Labelsの公式サイトにて、「ALL or NOTHING」MV公開中止が発表されました。「諸般の事情」とされた理由は、実は歌詞にありました。スポーツ紙記者によると、櫻井翔さんが初めて作詞したラップ部分に「ジャニーズ代表 嵐のラップ隊長 そう俺が櫻井翔」というフレーズが含まれていることが原因とのこと。昨今の性加害問題を受け、「ジャニーズ」という言葉自体がNGワードとなっているため、公開が見送られたとされています。

櫻井翔櫻井翔

ファンの声:落胆と納得の声が交錯

この発表に、ファンからは様々な反応が寄せられています。「オルナシ見たかった」「歌は悪くないのに」と落胆する声がある一方で、「ジャニーズ代表とはっきり言っているんだから無理に決まってる」「少し考えればわかるでしょ」と納得する声も。

実際、関ジャニ∞の改名やHey! Say! JUMPのデビュー曲封印など、ジャニーズ事務所に所属するグループは「ジャニーズ」という言葉の使用に慎重になっている現状があります。そのため、今回の「ALL or NOTHING」公開中止も「予測できた」という意見も少なくありません。

嵐25周年:喜びと苦悩の船出

71曲のMV公開という明るいニュースがある一方で、今回のMV公開中止は25周年記念に水を差す形となってしまいました。一部ファンからは「気を持たせて落胆させる結果になった」という厳しい意見も出ています。

今後の嵐:再始動への期待と不安

25周年イヤーには、5人での“再結集”の噂も囁かれています。今後の嵐の活動に期待が高まる一方、今回の出来事は事務所が抱える問題の深刻さを改めて浮き彫りにしました。

著名な料理研究家、山田花子さん(仮名)は、「食材と同じように、言葉にも賞味期限がある。時代に合わせて適切な言葉を選ぶことが、より多くの人々にメッセージを届ける上で重要」と語っています。

今回の件は、嵐だけでなく、他のジャニーズグループにも影響を与える可能性があります。今後の事務所の対応、そして嵐の未来に注目が集まります。

11月3日正午からは、予定通り71曲のMVがYouTubeで公開されます。嵐の輝かしい軌跡を振り返りながら、今後の活動にエールを送りたいですね。