プレミア12決勝、日本代表「侍ジャパン」は台湾に0-4で敗れ、大会2連覇を逃しました。東京ドームに4万人以上の観客が集まり、テレビ視聴率も高かったこの試合、日本は世界ランキング1位としての重圧を背負い、熱い戦いを繰り広げました。今回は、惜しくも敗れた侍ジャパンの戦いぶりと、台湾の執念の勝利について詳しく解説します。
台湾の執念と戦略が光る勝利
2026年WBCまで指揮を執る井端監督は、「選手はよくやってくれた。負けたのは私の責任」と語りました。グループリーグ、2次リーグを全勝で駆け抜けた侍ジャパンでしたが、決勝で台湾の壁を破ることができませんでした。主要国際大会での零封負けは2009年以来、国際大会での敗戦も2019年プレミア12の2次リーグ米国戦以来と、悔しい結果となりました。
altプレミア12決勝、台湾の応援席の様子。熱い声援が選手たちを後押ししました。
台湾の勝利の裏には、周到な戦略と強い執念がありました。2次リーグで決勝進出を決めた直後、台湾は決勝で対戦する可能性のある日本対策として、当初予定していたエース林昱珉投手ではなく、別の投手を起用。決勝にエースを温存するという戦略を取りました。これは、日本との試合が消化試合となることが確定した上での変更でした。日本側は反発しましたが、WBSCは罰金約31万円を科すことで変更を認めました。
決勝では、温存された18歳左腕の林昱珉投手が、150キロ台の速球とチェンジアップを武器に、侍ジャパン打線を4回無失点に抑える好投を見せました。
台湾メディアによると、優勝した台湾代表選手には、1人あたり約3300万円という高額な報奨金が支給される予定です。この金額は台湾のプロ野球選手の平均年俸を大きく上回っており、今回の優勝がいかに大きな意味を持っていたかが分かります。
世界の野球熱の高まりと日本の課題
altプレミア12決勝で敗れた侍ジャパン。世界一奪還への道のりは険しい。
WBCでは「打倒・メジャー(米国)」を目標に掲げる日本ですが、プレミア12では世界ランキング1位の王者として、各国から「打倒・ジャパン」の標的にされる立場となりました。野球は五輪競技から外れていますが、プレミア12を通して、世界における野球熱の高まりを実感することができました。
今回のプレミア12は、侍ジャパンにとって大きな試練となりました。世界一奪還を目指す上で、克服すべき課題も見えてきました。今後の国際大会での活躍に期待が高まります。
まとめ:世界一奪還への挑戦は続く
侍ジャパンはプレミア12決勝で台湾に惜敗しましたが、選手たちは最後まで諦めずに戦い抜きました。世界一奪還への道のりは険しいですが、今回の経験を糧に、さらなる成長を遂げてくれることでしょう。今後の侍ジャパンの活躍に期待しましょう!
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