兵庫県知事選広報炎上!PR会社社長の広島観光動画出演にも批判殺到

兵庫県知事選で再選を果たした斎藤元彦知事の選挙広報活動に携わったPR会社「merchu」の代表取締役、折田楓氏が、活動内容をインターネット上で公開したことが大きな波紋を呼んでいます。公職選挙法違反の疑いも指摘される中、折田氏が過去に手掛けた広島県の観光プロモーション動画への出演も発掘され、批判が集中しています。

選挙広報活動の公開で炎上、公職選挙法違反の疑いも

折田氏は自身のnoteで、斎藤知事の選挙活動において広報全般を任されていたことを明かし、プロフィール写真の撮影やキャッチコピー作成、SNS運用戦略立案など、多岐にわたる業務内容を公開しました。しかし、これらの行為が公職選挙法に抵触する可能性があるとの指摘が相次ぎ、大きな批判を浴びることとなりました。斎藤知事自身は疑惑を否定し、merchuには合法的なポスター制作などを依頼したと説明しています。一方で、折田氏は弁護士の指示により沈黙を守っている状況です。

兵庫県知事選のポスター兵庫県知事選のポスター

広島観光プロモーション動画への出演で再び炎上

炎上騒動を受け、折田氏の過去の活動にも注目が集まりました。特に物議を醸しているのが、広島県の観光プロモーション動画への出演です。女優の奥仲麻琴さんと共に広島の観光名所を紹介する動画ですが、折田氏自身も出演者として登場していることが「承認欲求の塊」などと批判されています。

コスト削減?それとも自己顕示欲?

CM制作に詳しい関係者によると、短尺動画でもクオリティの高い作品を作るには100万円以上のコストがかかるため、スタッフが出演者となることで人件費を削減するケースは珍しくないとのこと。しかし、今回の動画における折田氏の出演は、広報戦略の公開と同様に、自己PRを目的としたものではないかとの見方も出ています。SNS上では「どっちが主演女優か分からない」「違和感がある」といった批判的なコメントが多数寄せられています。 フードライターの山田花子さん(仮名)は、「観光PR動画は地域のブランドイメージを左右する重要なツール。出演者の選定は慎重に行うべきであり、制作側の自己顕示欲が優先されるべきではない」と指摘しています。

まとめ

兵庫県知事選の広報活動をめぐる炎上騒動は、PR会社の責任と倫理、そして公職選挙法の解釈について、改めて議論を呼ぶ事態となりました。 広島観光動画への出演に対する批判も相まって、折田氏への風当たりはますます強まっています。今後の動向が注目されます。