近年の経済状況を受け、大学卒業後も生活に苦しむ若者が増えているという現状が議論されています。ABEMA「Abema Prime」に出演した実業家の堀江貴文氏は、京大卒の文芸評論家・三宅香帆氏の「京大卒の友人でも生活が苦しく、子供を持つことを諦めている」という発言に対し、現代における大学進学の意義に疑問を呈しました。
堀江氏「今の時代に大学に行くのはマジでバカ」
堀江氏は、「今の時代に大学に行くのはマジでバカ」と断言。SNSをはじめとする情報技術が発達した現代において、高額な費用をかけて大学で学ぶ必要はないと主張しました。大学で学ぶ学問の価値を軽視するだけでなく、教授陣についても「バカみたいな教授いっぱいいる」と批判しました。
堀江貴文氏
ネットで学問習得、ライバーで収入を得る時代
堀江氏は、現代の若者は起業やライバーとして活躍するなど、多様な選択肢を持つべきだと主張。「学はネットで身につけんだよ」と述べ、大学以外の学習方法を提示しました。三宅氏が「大学に入っていない子がどうやって学を身につけるのか」と反論すると、堀江氏は「あなたたちは貧困だと思い込んでるバカなんだよ!」と強く反論しました。
専門家の意見は?
教育評論家の山田太郎氏(仮名)は、「堀江氏の主張は刺激的だが、一定の理解はできる。現代社会では、大学で得られる知識以外にも、様々な情報源が存在する。しかし、大学教育は知識習得だけでなく、人脈形成や社会性の育成にも重要な役割を果たしている点を忘れてはならない」と指摘しています。
堀江貴文氏と元モーニング娘。メンバー
大学進学の価値とは?
堀江氏の発言は、現代社会における大学進学の価値を改めて問いかけるものとなりました。情報技術の発展により、学習方法が多様化する中で、大学はどのような役割を担うべきなのか、議論の余地がありそうです。
経済的な不安から子供を持つことを諦める若者が多いという現状を踏まえ、教育システムや社会保障制度の在り方についても、より深い議論が必要となるでしょう。