中山美穂さん、54歳で急逝 華やかな祭壇で最後の別れ、妹・忍が「自慢の姉」と偲ぶ

中山美穂さんが12月6日、54歳という若さで急逝されました。突然の訃報に、日本中が悲しみに包まれています。12日には都内の斎場で葬儀が執り行われ、華やかな祭壇で最後の別れが告げられました。

悲しみに包まれた葬儀、祭壇は生前の輝きを映し出す

葬儀は家族と事務所関係者のみが参列する家族葬の形で行われました。祭壇は、中山美穂さんの華やかな人生を象徴するかのように、ピンクや黄色の花々、深紅のダリアなどで彩られ、まるで最後のステージのようだったと妹の忍さんは語っています。遺影には、生前、中山さん自身が最も気に入っていたというドレスをまとった、楽しそうに歌う姿が選ばれました。祭壇には、そのほかにも生前の作品や思い出の写真が飾られ、参列者たちは在りし日の彼女の輝きを偲びました。

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妹・中山忍、公式サイトで姉への想いを綴る

葬儀後、喪主を務めた中山忍さんは、中山美穂さんの公式サイトでコメントを発表しました。祭壇の様子や、姉との最期の時間を「宝物」と表現し、深い愛情が伝わる文章でした。忍さんは、中山美穂さんを「一生懸命で、ちょっと頑固で、バカみたいに正直で、本当は傷つきやすい心を見せず、何があっても自分の責任だと、真っすぐに前を向く勇気がある人」と表現し、「自慢の姉」だったと綴りました。

フランスから駆けつけた長男との再会

葬儀には、元夫である辻仁成氏との間に生まれた長男もフランスから駆けつけました。忍さんによると、中山美穂さんは息子の幸せを誰よりも願っており、最期に再会できたことは大きな慰めになったといいます。長男が中山美穂さんの手に寄り添う姿は、深い愛情に満ちた感動的な場面だったと伝えられています。

中山美穂さん、永遠のシャイニングスター

中山忍さんは、中山美穂さんは「皆さんの中山美穂」であり、「永遠のシャイニングスター」であると述べ、生前、彼女に温かいまなざしと愛情を注いでくれたファンへの感謝を伝えました。来年に「お別れの会」が開催される予定です。

中山美穂さんは、入浴中に起きた不慮の事故により、12月6日正午頃に自宅で亡くなっているのが発見されました。警察の調べによると、事件性はなく、死因は事故によるものと断定されました。享年54歳。あまりにも早すぎる別れに、多くのファンが悲しみに暮れています。