めざましテレビ30周年! 9月末から伊藤利尋アナウンサーが12年半ぶりに復帰し、井上清華アナ、生田竜聖アナとの新体制がスタートしました。ベテランの風格漂う伊藤アナウンサーと、番組とともに成長してきた井上アナ、生田アナ。このトリオが生み出す新たな「めざましテレビ」の魅力を紐解きます。
伊藤アナ、復帰後の苦労と変化
長年親しまれてきた「めざましテレビ」に、伊藤アナウンサーが帰ってきました。しかし、華やかな復帰の裏には、想像以上の苦労があったようです。
生活リズムを取り戻すまで
番組開始当初、伊藤アナウンサーを悩ませたのは、生活リズムの乱れでした。長年のアナウンサー経験を持ちながらも、早朝の番組に体はなかなか馴染まず、最初の数週間は不眠に悩まされたとのこと。
伊藤アナ、井上アナ、生田アナの鼎談の様子
「人間の体内時計はすごいですね。疲れているし、次の日も早いのは分かっているのに、21時半に寝ようと思っても眠れないんです(笑)」と、伊藤アナウンサーは当時の苦労を振り返ります。井上アナウンサー、生田アナウンサーも、伊藤アナウンサーの「眠い!」という嘆きをよく耳にしたそうです。
約1ヶ月後、ようやく生活リズムが整い始めたという伊藤アナウンサー。ベテランの彼にとっても、新たな環境への適応には時間が必要だったようです。 東京医科歯科大学教授の近藤和雄先生も、「生活リズムの急激な変化は、自律神経のバランスを崩し、不眠などの症状を引き起こす可能性があります」と指摘しています。
番組のリズムへの適応
生活リズムに加え、番組のリズムにも慣れる必要があったと語る3人。井上アナウンサー、生田アナウンサーは入社以来「めざましテレビ」に携わってきましたが、伊藤アナウンサーにとっては12年半ぶりの復帰。お互いにとって新たなスタートとなりました。
「どんな番組になるんだろう?」と期待と不安を抱えていたという生田アナウンサー。井上アナウンサーは、「『めざましテレビ』がガラッと変わる“第3章”を一緒に作り上げていきたい」と、新体制への意気込みを語っています。
新体制スタート前の緊張と期待
新体制スタート前夜、3人はそれぞれどんな思いを抱えていたのでしょうか?
緊張とワクワクの入り混じる夜
井上アナウンサーは、「ひさしぶりに少し緊張しました。どんな世界が広がっていくのか、ワクワク感もありました」と、当時の心境を明かしています。一方、伊藤アナウンサーは「少し不安だった」と意外な告白。これには井上アナウンサーも「嫌じゃないですよ!(笑)」とすかさずツッコミ。
井上清華アナウンサー
3人の決起会
新体制スタート前には、3人で決起会を開いたとのこと。生田アナウンサーが中心となり、ランチから2軒目まで楽しい時間を過ごしたそうです。この決起会でフランクに話せたことで、3人の距離が縮まり、番組にも良い影響を与えているようです。 コミュニケーションの専門家、佐藤綾子氏も「良好な人間関係は、チームワークを高め、生産性を向上させる上で非常に重要です」と述べています。
まとめ
新たなメンバーでスタートした「めざましテレビ」。生活リズムや番組のリズムに適応しながら、3人は新たな「めざましテレビ」を作り上げています。今後の彼らの活躍、そして進化し続ける「めざましテレビ」に注目です。