関西を代表する落語家、月亭八方が、若手時代の破門危機を救ってくれた恩人、横山やすしさんの仰天エピソードを披露しました。師匠への謝罪に無免許で車を運転してくれたというのです。一体どんな出来事だったのでしょうか?
若き日の月亭八方、破門の危機!
ABCテレビ「これ余談なんですけど…」に出演した月亭八方は、駆け出しの頃、師匠である月亭可朝さんの着物を電車に忘れるなど、度重なる失敗で破門寸前だったと告白しました。京都花月で師匠から「明日から来なくて結構です」と告げられ、絶望の淵に立たされた八方。
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横山やすし、救世主として登場!
途方に暮れる八方に手を差し伸べたのが、当時すでに大御所だった横山やすしさん。「どないしてん?」と事情を聞いたやすしさんは、「今晩のうちに謝りにいけ。土下座せえ。よし、乗れ」と、なんと自分の車で師匠の家まで連れて行ってくれることに。
やすし流運転術!?赤信号でも止まらない!?
京都から師匠の住む大阪・堺までの道中、やすしさんの驚きの運転が始まりました。信号が赤になると窓を開けて「ボケー!横山や!」と怒鳴り、そのまま通過するという、まさに伝説級のエピソード。
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無事謝罪、そして驚愕の事実
やすしさんのおかげで師匠の家に到着し、土下座して許しを請うことができた八方。しかし、後日、やすしさんが無免許運転だったという驚愕の事実が発覚します。やすしさんは「グアムで国際免許を取ってきた」と周囲に話していたそうですが、実際は写真で偽造したものを購入していたとのこと。
笑いと驚きを呼ぶ、やすし伝説
番組内でこのエピソードを聞いたかまいたちは騒然。無免許運転という危険な行為ながらも、後輩思いの行動で窮地を救った横山やすしさん。破天荒な生き様で知られるやすしさんらしい、笑いと驚きを呼ぶエピソードです。
関西芸能界に数々の伝説を残した横山やすしさん。今回のエピソードは、その豪快さと人間味を改めて感じさせるものとなっています。