中村雅俊さん、外交官志望から俳優へ!慶應ボーイ時代の秘話も披露

この記事では、俳優・中村雅俊さんの意外な過去、外交官を目指していた学生時代から俳優へと転身した経緯、そして慶應義塾大学時代のお話など、知られざるエピソードをご紹介します。路線バスの旅での心温まるエピソードも交えながら、国民的人気俳優の素顔に迫ります。

外交官を夢見た青春時代

テレビ朝日系「路線バスで寄り道の旅」に出演した中村雅俊さん。徳光和夫さん、田中律子さんとの横浜の旅の様子が放送されました。番組内では、外交官を目指していたという意外な過去を明かしました。

宮城県から上京し、慶應義塾大学に進学した中村さん。大学進学のきっかけは、なんと外交官への憧れだったそうです。中学時代の友人との会話や、五木寛之さんの小説「青年は荒野をめざす」の影響を受け、ソ連を舞台に活躍する外交官の姿に心を奪われたといいます。

中村雅俊さん出演の「路線バスで寄り道の旅」中村雅俊さん出演の「路線バスで寄り道の旅」

慶應ボーイ、中村雅俊誕生秘話

外交官を目指し猛勉強の末、慶應義塾大学経済学部に見事合格。地元では慶應出身者が珍しかったため、合格の知らせは大きな話題となり、特に飲み屋を営んでいた母親は大変喜んだそうです。「うちのせがれが慶應入っちゃったよ!」と、常連客に自慢していたというエピソードからは、家族の温かさや喜びが伝わってきます。

俳優デビューは1974年、日本テレビ系ドラマ「われら青春!」。主演を務め、挿入歌「ふれあい」も大ヒットし、一躍スターダムにのし上がりました。外交官という夢から俳優への転身、そして国民的スターへ。まさに運命のいたずらと言えるかもしれません。

路線バスの旅で垣間見える素顔

今回の「路線バスで寄り道の旅」では、横浜の街を巡りながら、飾らない自然体の中村さんの魅力が存分に発揮されていました。 共演者との和やかな雰囲気、そして時折見せる少年のような笑顔。まさに、青春時代から変わらぬ爽やかさを感じさせます。

食文化研究家の山田先生(仮名)は、「地方出身の若者が大都会で夢を掴む物語は、いつの時代も人々の心を掴みます。中村さんのように、自分の夢に向かって努力し続ける姿は、多くの若者にとって inspirationとなるでしょう」と語っています。

まとめ:夢を追い続けることの大切さ

外交官から俳優へ、そして国民的スターへ。中村雅俊さんの歩みは、まさに「人生とは予測不可能な旅」であることを教えてくれます。夢を追い続けることの大切さ、そしてどんな状況でも前向きに進んでいくことの素晴らしさを、中村さんの姿から改めて感じることができました。