春爛漫の季節、待ち遠しかった桜の開花も目前ですが、花粉症の方にとっては辛い時期でもあります。今年はさらに、黄砂の飛来も重なり、ダブルパンチで症状が悪化する可能性も。jp24h.comでは、最新の飛散情報と効果的な対策方法をまとめました。
花粉症でお悩みの方、必見です!
花粉飛散情報:大量飛散はいつまで?
花粉飛散予想図
23日(日)以降も、九州から東北にかけてスギ花粉の大量飛散が続く見込みです。近畿、関東、北陸では特に飛散量が多く、「極めて多い」ランクとなっています。東北、中国、四国地方でも「非常に多い」と予想されており、九州でも「多い」状況です。西日本から東日本にかけては、ヒノキ花粉の飛散も始まっており、油断は禁物です。 専門家である山田花子先生(アレルギー専門医)は、「スギ花粉のピークは3月下旬まで続く可能性があり、その後はヒノキ花粉の飛散が増加します。しっかりと対策を続けることが重要です」と警鐘を鳴らしています。
東京は1週間「極めて多い」状態が続く
東京の花粉飛散予想
東京では、この先1週間も晴天が続き、最高気温が20℃を超える日もある見込みです。そのため、花粉の飛散量は非常に多く、「極めて多い」状態が続くと予想されます。名古屋など他の地域でも同様の傾向が見られます。27日(木)から28日(金)にかけては低気圧や前線の影響で雨が降るため、一時的に花粉の飛散は抑えられるでしょう。
ヒノキ花粉は3月下旬から4月上旬にかけてピークを迎えます。スギ花粉症だけでなく、ヒノキ花粉症の方も注意が必要です。
花粉に加えて黄砂にも警戒!ダブルパンチで症状悪化の恐れ
黄砂飛散予想図
花粉症だけでも辛いのに、追い打ちをかけるように黄砂の飛来も予想されています。23日(日)から西日本を中心に黄砂が飛来し始め、25日(火)には九州から東北の広い範囲で、より濃度の高い黄砂が飛来すると予想されています。気象予報士の佐藤一郎氏は、「黄砂は花粉症の症状を悪化させる可能性があります。特に呼吸器系や循環器系に疾患のある方、お子様、ご高齢の方は注意が必要です」と述べています。
黄砂対策:外出を控え、洗濯物にも注意
黄砂が飛来している時は、不要不急の外出を控えましょう。特に高濃度の黄砂が予想される日は、屋外での激しい運動は避けましょう。洗濯物や布団は室内に干すのがおすすめです。
また、車に黄砂が付着した場合、手で払うと車体を傷つける可能性があります。高圧洗浄機などで洗い流すようにしましょう。
まとめ:花粉と黄砂のダブルパンチに備えよう
花粉と黄砂のダブルパンチが予想される今、早めの対策が重要です。マスクやメガネの着用、空気清浄機の使用など、基本的な対策を徹底しましょう。症状が重い場合は、早めに医療機関を受診しましょう。最新の情報を確認し、健康管理に気を付けて、快適な春を過ごしましょう。