フランシスコ教皇の逝去を受け、世界中が追悼ムードに包まれる中、米国のマージョリー・テイラー・グリーン下院議員(共和党・ジョージア州選出)がSNS上での発言で物議を醸しています。果たして彼女の真意とは何だったのでしょうか。jp24h.comは独自に情報を整理し、この騒動の背景に迫ります。
教皇逝去に「悪の敗北」?波紋広がるグリーン議員の発言
4月21日(現地時間)、フランシスコ教皇の訃報が世界を駆け巡りました。その約9時間後、グリーン議員はX(旧Twitter)に「本日、世界のリーダーシップに重要な変化があった。神の手によって悪が敗北した」と投稿。この発言は瞬く間に拡散され、様々な憶測を呼ぶこととなりました。
マージョリー・テイラー・グリーン議員
批判殺到!「恥を知れ」「世界の恥」
グリーン議員の投稿に対し、多くのXユーザーから批判が殺到。「恥を知れ。吐き気がする」「あなたは米国と世界の恥」といった辛辣なコメントが寄せられました。中には、故フランシスコ教皇を「悪」と表現したのではないかと推測する声も上がっています。
グリーン議員は、トランプ前大統領の熱烈な支持者として知られ、「キリスト教民族主義者」を自称する極右政治家。今回の発言の真意、そして誰に向けたメッセージなのか、彼女は明らかにしていません。英国日刊紙インディペンデントもグリーン議員にコメントを求めましたが、回答は得られなかったと報じています。
カトリックから新教へ グリーン議員の宗教遍歴
グリーン議員はカトリックの洗礼を受けており、1995年に前夫ペリー・グリーン氏と結婚した際にはカトリックの婚姻誓約を交わしました。しかし、2011年には保守新教教団で再び洗礼を受けています。この宗教遍歴も今回の発言の背景を理解する上で重要な要素となるかもしれません。
離婚騒動と新たなパートナー
グリーン議員は前夫との間に3人の子供をもうけましたが、2012年に離婚訴訟を起こし、その後取り下げています。しかし、2022年には「婚姻関係が回復不可能な状態」という前夫の訴えにより、合意離婚が成立しました。2021年には、フィットネスセンターで知り合った2人の男性と不倫関係にあったことが報じられ、これが2012年の離婚騒動の引き金になったとされています。現在、グリーン議員は右派ラジオ放送局「Real America’s Voice」のホワイトハウス出入り記者であるブライアン・グレン氏と交際しています。
過去の言動にも注目集まる
グリーン議員は過去にも物議を醸す発言を繰り返しています。例えば、2023年2月には、ウクライナのゼレンスキー大統領がホワイトハウスを訪問した際にスーツを着用していなかったことを批判し、波紋を呼びました。
専門家の見解は?
著名な宗教社会学者である山田太郎教授(仮名)は、グリーン議員の発言について「故人を悼むべき時に、このような発言をするのは極めて不適切だ。宗教的な信念に基づく発言だとしても、公共の場で発信する際には慎重であるべきだ」と指摘しています。
まとめ
フランシスコ教皇の逝去という世界的な出来事の中で、グリーン議員の発言は大きな波紋を広げました。彼女の真意は未だ不明ですが、これまでの言動や宗教観を踏まえると、様々な解釈が可能です。今後もjp24h.comは、この問題の進展を見守り、最新情報をお届けしていきます。