朝ドラ「あんぱん」とアンパンマンキャラの意外な関係!徹底考察で伏線発見!?

NHK連続テレビ小説「あんぱん」が放送開始以来、大きな話題を呼んでいます。やなせたかし先生ご夫妻をモデルにした心温まるストーリーはもちろんのこと、SNS上では「登場人物がアンパンマンのキャラクターに似ている!」という考察が白熱!まるで宝探しゲームのように、視聴者たちはドラマの中に隠された「アンパンマン」の妖精たちを探し出そうと、日々推理を繰り広げているのです。

脚本家・中園ミホさんもキャラクター当てはめを告白!

この考察ブーム、実は制作サイドも後押ししている様子。制作統括の倉崎憲さんは試写会で、「登場人物はアンパンマンの誰かな?と想像しながら楽しんで」とコメント。さらに、脚本を担当する中園ミホさんも取材で、キャラクター当てはめを楽しんでいることを明かしました。

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中園さん曰く、やなせ先生はドキンちゃんのモデルを「お母さん」とも「奥さん(暢さん)」とも言っていたそう。女性は多面的で、ドキンちゃんのような好奇心旺盛な面も、バタコさんのような優しさも持ち合わせている、まさに暢さんのような存在だったのかもしれません。

「かまめしどん」や「てんどんまん」も登場!?

中園さんは、脚本の初稿段階では全ての登場人物をアンパンマンのキャラクターに当てはめていたとのこと。釜次(吉田鋼太郎)はかまめしどん、和尚の天宝(斉藤暁)はてんどんまん、団子屋の桂(小倉蒼蛙)はカツドンマン…と、具体的なキャラクター名まで挙げてくれました。朝ドラ執筆の大変さを、こうした遊び心で乗り切っているというエピソードも興味深いですね。

朝田三姉妹はドキンちゃん、ロールパンナ、メロンパンナ?

SNS上では、朝田三姉妹がドキンちゃん、ロールパンナ、メロンパンナを彷彿とさせるとの声も多数。それぞれの性格や立ち位置が、妖精たちの特徴と重なると感じる視聴者が多いようです。

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中園さんのお気に入りは「ドキンちゃん」!

中園さん自身はドキンちゃんが一番好きだそうで、「欲望に正直で我が道を行く感じ」に共感するとのこと。「いつもお腹すいたと言っている」という点も、親近感を覚えるポイントなのだとか。もちろん、他のキャラクターも大好きで、物語を書き進めるうちに、ロールパンナを見るだけで涙ぐむようになったと語っています。

「あんぱん」で新たなアンパンマンの世界を発見!

こうしたキャラクター当てはめは、ドラマをより深く楽しむためのスパイスと言えるでしょう。「あんぱん」を見ながら、あなたも自分なりのアンパンマンワールドを構築してみてはいかがでしょうか? 隠された伏線やメッセージを発見できるかもしれません。