故・松方弘樹さんの豪快伝説、最後の弟子・小沢仁志が語る!破格のスケールに感動

俳優、松方弘樹さん。その豪快な生き様は今もなお、多くの人の心に刻まれています。今回は、松方さんの最後の弟子を自称する俳優、小沢仁志さんがテレビ番組で語ったエピソードを通して、改めてその伝説に触れてみましょう。

毎週100人規模の打ち上げ!桁違いの交遊録

ABCテレビ「これ余談なんですけど…」で、小沢仁志さんは松方さんの驚きの交遊録を明かしました。なんと、当時週1でドラマ撮影をしていた松方さんは、毎週週末に100人規模の打ち上げを開催していたそうです。場所は嵐山の有名すき焼き店。毎回、関係ないスタッフまで招き、盛大な宴を繰り広げていたといいます。

altalt

想像を絶するスケールに、MCの「かまいたち」濱家隆一さんは「一晩で数百万はかかるのでは?」と質問。すると小沢さんは「月に800万~1000万円は飲み食いに使っていたと聞いた」と答え、スタジオを驚かせました。このエピソードからも、松方さんの豪快さと人脈の広さが伺えます。

弟子・小沢仁志への粋な計らい

ある日、松方さんが不在の打ち上げで、幹事を任された小沢さん。高額な会計に震えながら店に向かうと、すでに松方さんの付き人が支払いを済ませていたといいます。「松方が払ってるに決まってんだろ」という付き人の言葉に、小沢さんは松方さんの心遣いに深く感動したそうです。

しかし、他のスタッフは小沢さんが支払ったと勘違い。それまで小沢さんに冷たかった態度が一変し、急に親切になったといいます。この一件からも、松方さんの粋な計らいと、周囲への影響力の大きさが感じられます。

俳優としての成長を見守る温かい眼差し

後に松方さんは「最初は小沢のことみんな拒否していたが、見てみろ!立派な時代劇俳優になったじゃないか」と語っていたそうです。この言葉を聞いた小沢さんは涙を流したと語り、「そういう人なんです」と松方さんの人間性を称えました。

altalt

スタジオの「かまいたち」や、おいでやす小田も「かっこいい」「粋やなぁ」と感嘆の声を漏らし、松方さんの男気に心を打たれました。

豪快さと温かさを兼ね備えた偉大な俳優

今回紹介したエピソードは、松方弘樹さんの豪快さだけでなく、弟子を思う温かい心、そして人としての魅力を改めて感じさせるものでした。 まさに、銀幕スターの枠を超えた、人間味あふれる人物像が浮かび上がります。 伝説の俳優、松方弘樹さんの生き様は、これからも多くの人々に語り継がれていくことでしょう。