68歳になるジュディ・リー・コールさんは、自分がもうすぐ70歳だと忘れることがあると言います。退職し、子供たちも独立しましたが、感覚的には40〜50代の頃と変わらないようです。かつて「老い」はネガティブなイメージでしたが、現代の高齢者、特に女性はその認識を覆しています。
アクティブなライフスタイルを実践する68歳のジュディ・リー・コールさん
「老い」の古いイメージは過去のものに
以前、50代以上の女性は「おばあちゃん」のイメージで見られ、出産期が過ぎ、仕事や体力も下り坂と認識されていました。しかし、現代の年配女性は大きく異なります。50代以上向けの出会い系アプリ、代理母や体外受精で子供を持つ選択肢もあります。キャリアを築き、高い地位で活躍する女性も増え、起業家も少なくありません。医学の進歩による健康向上、美容整形といった選択肢も現実的です。確かに20代や30代の頃のような体力はありませんが、ジムで過ごす時間が増えたことで、若い頃より力や柔軟性がついたと言います。若い頃の不安がないのも強みです。
健康を維持するための運動と食事法
コールさんはこれまでテニス、スキー、水泳など様々な運動を楽しんできましたが、激しい有酸素運動で怪我をした後、今は筋力トレーニング、ヨガ、ピラティスを実践しています。食事は厳格な制限はなく、脂肪の少ない赤身肉、シーフード、野菜、果物を中心にバランス良く摂取し、水分を多く摂ることを心がけています。スーパーで手に入るもので十分ですが、加工食品と甘い飲み物は避けています。
アクティブな高齢期を支える「つながり」の重要性
健康的に年を重ねるためには、心身のアクティブさと社会(家族、友人、近所)とのつながりが不可欠です。退職し子供が巣立った後も、他者と関わり「現役」でいることが重要だとコールさんは強調します。世間の老いへの不安を払拭したいと考えた彼女は、年を取ることを怖がらず、健康な老いを目指そうと訴えるため、インスタグラムで健康、料理、映画、旅行などについて発信を始めました。
まとめ
コールさんは、若い頃は年を取ることを意識せざるを得なくなるだろうと考えていましたが、現在は不思議なほど気にしていないと言います。年を重ねたことで得られた自由を享受し、好きなことを好きなだけ学び、活動的でいられることに深く感謝しています。健康的な老いは、アクティブなライフスタイルと社会的なつながりによって実現できる、というのが彼女の生き方から学べる結論です。
出典
Source link: https://news.yahoo.co.jp/articles/c1b99792b928f1cf7738d6442cc8c45afd19903e