上海ディズニーランドで写真映り込み巡り乱闘、子供にも暴行で非難殺到

中国・上海にある「上海ディズニーランド」で5月31日、写真撮影中のトラブルを発端とした乱闘が発生しました。カップルと3人家族の間で起きたこの騒動では、カップルの女性が女児を突き飛ばし、その父親に暴行して軽傷を負わせる事態に至りました。乱闘の一部始終を捉えた映像がSNSで急速に拡散し、「子供への暴行は許せない」「夢の国での喧嘩はありえない」など、加害者への非難の声が多数寄せられています。地元警察は現在、このトラブルについて詳しく調べています。

夢の国で勃発したトラブルの詳細

この日、上海ディズニーランド内で黒い服を着た男性(カップル)が子連れの父親に掴みかかったことから騒動は始まりました。抵抗する父親のパンチが男性の顔に入ると、すぐに別の女性(カップル)が加わり、2人がかりで父親への猛攻撃を開始しました。女性は興奮し、服が乱れても気にする様子はありませんでした。

さらに衝撃的なことに、女性は母親に抱かれていた幼い女の子を強く突き飛ばしました。怯えた母親は悲鳴をあげ、その場に座り込んでしまいました。カップルはその後も父親を壁に押しつけ、暴行を続けました。母親は「やめて、夫を殴らないで」と制止しようとしましたが、女性は「お前が先に殴ったんだ」と応じました。

上海ディズニーランド、写真映り込みトラブルでカップルと家族が乱闘する瞬間上海ディズニーランド、写真映り込みトラブルでカップルと家族が乱闘する瞬間

騒ぎを聞きつけた警備員が駆けつけ、ようやく乱闘はおさまりました。この暴行により父親は軽傷を負いましたが、幸いにも女の子に怪我はありませんでした。

トラブルの原因は写真撮影時の映り込み

なぜこのような激しい乱闘に発展したのでしょうか。母親によると、カップルから「なんでこんなことするの」「クソ野郎」などと言われたことがきっかけだと証言しています。女性側も暴言を認めています。

地元警察のその後の調べによると、騒動の発端は写真撮影を巡る些細なトラブルでした。カップルが記念撮影をしていた際、写真の画面に偶然にも子供が映り込んでしまったことにカップルが激怒したといいます。これが原因で父親との間で口論が始まり、やがて掴み合いの激しい乱闘へとエスカレートし、子供まで巻き込む事態となりました。

この上海ディズニーランドでのトラブルについて、地元警察は現在も詳細な経緯や関係者の特定、責任の所在などを明らかにするため、さらに調べを進めています。

まとめ

上海ディズニーランドで発生した写真映り込みを巡るカップルと家族間の乱闘は、特に子供への暴行があったことから、SNSを中心に強い非難を浴びています。夢の国であるはずの場所での暴力行為は、多くの人々に衝撃を与えました。地元警察による今後の捜査の進展が待たれます。

参照元: FNNプライムオンライン (イット! 6月5日放送より)
https://news.yahoo.co.jp/articles/b95588f73a30c5329a0c71e679dbb0431edc24b6